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NK
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@nk9701
ミステリーが好きなメフィスト会員です🗝️ 古今東西の本を読み尽くしたい📚
  • 2026年3月31日
    批判的日常美学について
    読んだあとも、思考や議論が前に進んでいくタイプのよい本だった。 私たちはいろいろな「ちゃんとした」という美的基準の中で生きている。当たり前すぎて、あることにすら気づけない基準だ。でも、この「ちゃんとした」ってなんだろうか。それは本当に、当たり前とされるべきものなのだろうか。 私たちは、自分を縛る美的基準に気づき、別の価値観を選んだり、新しい美的判断に基づいて生きていくことができる。 力のある個としてではなく、弱いみんなとして生きていけるヒントが詰まっている。嬉しかった。
  • 2026年3月31日
    ホワイトラビット
    25周年を記念した限定カバーがすてきだったので購入。 伊坂さんは何読んでも飽きない。この作品は初めて読んだけれど、着地点が最後までわからなくて流石だった。エンターテイメントすぎる。 伊坂さんの好きなところは、エンタメのためにキャラクターがいるわけではないところ。この本も淡々とした語り口ながら、出てくる人たちの複雑な背景や心情が伝わる。 視点が頻繁に変わったり、作者が語りに出てきたり、めちゃくちゃ技巧的な作品なのに、それがまったくノイズになってないのがすごいよなあ。
  • 2026年3月31日
    ババヤガの夜
    ずっと読みたかった本。ちょうど翻訳バージョンの限定表紙が出てたので即買い。 ひたすら暴力的で生々しい裏社会の描写が続くので最初はウッとなったが、血飛沫をあげて男たちをぶん殴る依子を見てると心が震えてくるのを感じた。 謎の種明かしと闘いのサビが同時にくるので、読んでいて沸いた。 性別や国籍や家の抑圧に抗う時、弱い側が純粋な暴力で立ち向かうことはリアルでもフィクションでも中々ない。だからこそ欲していたし、そんな作品が読めてよかった。
  • 2026年3月31日
    とにかくうちに帰ります
    悪い人じゃないんだけどいい人でもない。人って大体そうだよな、ということに小説で気づかされたのが新体験だった。どこまでもありふれた日常なのに、なんでこんなにおもしろいのだろう。 でもたしかに、人がそこで生きている以上、同じ事象は二度とない。ありふれているようにみえても、一人ひとりの日常は唯一無二だ。もちろん私の日常も。 みんな等身大の日常を生きているという心強さを、SNSでもドキュメンタリーでもなく、小説というフィクションで得られたことが嬉しかった。
  • 2026年3月13日
    月ぬ走いや、馬ぬ走い
    縦横無尽に迸る筆致。引き出しの数がめちゃくちゃ多い。描きだされる暴力、蠢く身体に目を背けたくなりながらも最後まで引っ張られた。 今もなお、戦争の落とした影の中で、彼らと私たちは生きている。
  • 2026年3月10日
    ルリユールおじさん
    祖母のおすすめ2。 フランスの製本職人ルリユールおじさんと、植物が好きな少女のお話。 フランスではもともと、出版業と製本業の分業制が法律で義務付けられていたらしい。そこで、出版元で作られた仮綴じ本を美しく製本する、ルリユール〔製本職人〕の技術が磨かれたとか。 おじいさんと少女の関わり合いが、本と木という切り離せないもの同士の交わりを感じさせる。本好き、装丁好きなら細かい製本の描写に涎が出ると思う。
  • 2026年3月10日
    猫だもの
    猫だもの
    祖母のおすすめ。 1匹の猫との関わりを愛おしむしんぺいさんの日記と、その様子を味わい深く切り取ったいせさんの挿し絵が沁みる。 読んでいて心の余計なざわめきが取れていくような感じがした。銀河鉄道の夜を彷彿とさせるところが特に好き。 あと、しんぺいさんの車の趣味がいい。
  • 2026年3月1日
    薔薇の名前(上)
    薔薇の名前(上)
    マンガ『本なら売るほど』に出てきたので興味を持った。 やっと上巻を読み終わり。 分厚いから手に取るまでは時間がかかるけど、読み始めるとおもしろくて離れられなくなる。世界観がみっちりと重厚で引き込まれた。 探偵役のウィリアム修道士が、はっきりと善悪を規定するタイプではなく、わからなさや曖昧さを保持しつつ考えつくすタイプで嬉しい。 特に、民衆と権力の関係、異端派とそうではない者の境界についての箇所は、現代の分断や平和の危機に対しても重要な意味を持つと感じた。 謎が謎を呼ぶ。下巻も楽しみ。
  • 2026年2月25日
    午後の光線
    何を書いてもネタバレになりそう。読んでとしか言えない。 フィクション的都合良さを感じるところも多少あるけど、登場人物たちがそれぞれ自分と向き合って、相手を見て、正解がわからぬままにもがいて人生を進めようとする姿に刺された。それなのに。 ただ、本当に美しい終わり方だった。
  • 2026年2月25日
    学歴狂の詩
    学歴狂の詩
    京大出身の作者が、高校〜大学時代に自分の周りにいた学歴狂たちについて紹介したエッセイ。 文章がおもしろい。テンポがよくてスラスラ読める。身も蓋もないなと思うところもあるけど、それも含めて笑ってくれという感じの書き方。 とはいえ、やはりそれだけの熱量で京大や東大に向かう人たちはすごい。エピソードに凄みがある。 読んでいる間は笑えるが、読み終わった後、この本のような世界が普通に存在することに、なぜか複雑な気持ちになった。
  • 2026年2月25日
    哲学の使い方
    哲学の使い方
    こんな世の中だからこそ、考え続けることをやめたくないと思わされた。 どうしても個人だと得る情報は偏るし、それに関して抱く考えも偏る。だからこそ、いろんな人と会って、いろんな意見を聞いて、具体と抽象を行き来しながら対話したい。 Readsは会話型のSNSではないが、本という一つの思想について、誰かの考えを読んで、それに対して反応できる。これはけっこう対話的なのではと考えたり。
  • 2026年1月23日
    あくまでも探偵は
    本格推理モノというよりも、ジュブナイルよりのミステリーだった。社会的に非力な子どもたちが世にはびこる巨悪に抗う物語。 自分の無力さに苛まれていた頃に、ぼくらの七日間戦争シリーズやYA文庫、講談社ノベルズ、メディアワークス文庫あたりのティーンズ作品を読み漁って、心のよりどころにしていたことを思い出した。 この本もあの時期に読んでいたら間違いなくお守りにしていただろう。
  • 2026年1月18日
    薔薇の名前(上)
    薔薇の名前(上)
    読み始めたけど時間がかかりそうな本③
  • 2026年1月18日
    百年の孤独
    百年の孤独
    読み始めたけど時間がかかりそうな本②
  • 2026年1月18日
    若きウェルテルの悩み改版
    若きウェルテルの悩み改版
    読み始めたけど時間がかかりそうな本①
  • 2026年1月18日
    ランチユーインザスカイ
    人の一生はあっけなくて儚くて、だからこそ強烈に輝く。命を、青春を、青い花火に託しているのがたまらなく切ない。
  • 2026年1月18日
    本なら売るほど 2
    買ってよかった!!!カバー裏まで素敵だ。 このマンガすごい1位だったので1.2巻まとめ買い。やっぱり賞は食わず嫌い防止になる。 本に対して真摯、人に対しても真摯。私もそういう人を目指したい。本を通して人を愛おしく思いたいな。
  • 2026年1月17日
    仮面山荘殺人事件 (講談社文庫 ひ 17-10)
    友達に薦められて。東野作品はガリレオシリーズとクスノキくらいで、単発ミステリーまで目を通せていなかったので、いいきっかけになった。 読者に全ての手がかりが与えられる形式ではないが、舞台と展開がおもしろくあっという間に読んでしまった。最後の1話まで結末が読めない、いいドラマを観た気分。やはり東野さんの作品は実写映像が浮かぶ。 この本のような、探偵が出てこない、実際にいそうな人々で構成されるミステリーも好き。誰がどんな役割を与えられているのか考えながら読むのがおもしろい。
  • 2026年1月11日
    この二次会をさっさと抜け出して家でパンをこねたい
    古本屋よみた屋の副店長、ブンさんのエッセイ集。 「吉祥寺名物、喫煙所清掃マスター」という話が特にいい。 東京に暮らしていると麻痺してくる、人ひとりと向き合うこと、自分を囲む風景に心を寄せることを思い出させてくれる文章だった。自分のために日記を書きたくなった。
  • 2026年1月10日
    寝てる場合じゃねえんだよ
    某SNSで見た書き出しが最高だったので読みました。 号泣した。 信頼できる関係って居心地のいい穏やかな関係だけじゃなくて、互いを受け入れるために正面からぶつかるような関係もあるんだ。物語を通して、自分の出会ってきたさまざまな人たちとの関係も丸ごと包んでくれた気がする。 シバと景都の相方関係が、「この時までは」「今もだ」を繰り返して、ずっと続きますように。 竹宮先生の後書き的なコラム(https://j-nbooks.jp/article/304/)も素敵な文章でした。
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