目嚢―めぶくろ― 新装版 (光文社文庫)

7件の記録
masurao@masurao_deepsleep2026年6月13日読み終わった過去の人間達の業に対して現代の主人公達はたはただなす術なく翻弄されるままなのが面白い。だとしても未来を信じて畏れ、祈り、抗うのも今を生きているからこそだなあと。主人公鹿角南が当たり前に些細なことで苛立ったりミスをして悔やんだりしながら謎を紐解いていくところも個人的には好ましいと思う。 あと鹿角南シリーズの怖さって直接的なものだけでなく、もし自分が登場人物の誰かの立場だったら…を生々しく想像できるような距離感によって恐怖をかきたてられている気がする。フィクションぽさが薄いというか。




