14歳の君へ

14歳の君へ
14歳の君へ
池田晶子
毎日新聞出版
2006年12月1日
4件の記録
  • sun
    sun
    @book3
    2025年3月29日
  • 甘夏
    甘夏
    @Amanatsu_07
    2025年3月17日
    中学2年生のとき、父からもらったこの本の題名が説教臭く感じて読まなかった。この本に書かれてる事のほとんどを、経験を重ねる中で、自分なりの答えをみつけてきた。今も考え続け、これからも自分が向き合うべき問題を理解しているからこそ、この本に共感できるんだと思う。 もし、なんでも素直に疑問を持たず飲み込んでいた当時の私が、この本の答えだけを正答として受け入れていたら、今の自分でいられただろうか。 外の世界にあるもの、例えば友達、歴史、宇宙も、考える自分がいるからこそ、そこに存在し、意味を持つ。だけど、外側にある世界を認知し、受け止めるための"自分"という内側の土台がなければ、物事を正しく理解することも、深く感じ取ることもできないだろう。周囲の意見に振り回され、本当に求めているものを見極められなくなれば、自分は今何者の人生を歩んでいるのか分からなくなる。だからこそ、まずは自分自身を認めることが大切なのだろう。 177ページの「幸せとはなにか」という章は、今少しだけ人生に行き詰まっている自分にとって支えになった。 「どんな生活、どんな職業であっても、生きている限り、不幸は必ずやってくる。つらくて苦しくて、自分はなんて不幸なんだろう、そういう時は誰にでも必ずやってくる。だけど、不幸は、いかにそれが外からやってくるもののように見えても、やはりどこまでも自分の心が作り出しているものなんだ。不幸だと思うその心が不幸なんだ。幸福だと思うその心が幸福なんだ。幸福も不幸も自分の心のありようなのだということを忘れさえしなければ、これからの人生、どんな困難に出合っても、君は幸福になることをあきらめずにいられるはずだ」
  • un
    un
    @oct_3rd
    2024年8月14日
  • 留守版
    @irusu_kara2
    2018年7月12日
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