キテレツ絵画の逆襲

キテレツ絵画の逆襲
キテレツ絵画の逆襲
三浦篤
森村泰昌
新潮社
2025年9月25日
1件の記録
  • octo
    octo
    @mothmanoir
    2026年6月17日
    フランス美術研究者の三浦篤と芸術家の森村泰昌が、ゲストを迎えて展開する日本の近代洋画に纏わる鼎談集。 「西洋近代」という新文化の突然のインサート。それまでの日本文化と、異質な文化の狭間で悪戦苦闘した画家たちの奮闘ぶりが著者たちの言う「キテレツ絵画」を生み出した。さらに本書が洋画理解のために提供するのは東西二項対立の視座だけではない。地方⇆東京⇆西洋の空間的視座と、黒田清輝以前以後の時間的視座が読者の洋画理解を深めていく。個人的には黒田清輝以前の、(つまり「画家」以前の)「絵師」たちの奔放な西洋解釈に惹かれるものがあった。 楽しく読めて勉強になる一冊。 「たとえばイタメシ、パスタにタラコ足した、メニューが定番と化したごとく、日本の歴史上に、残すべきもの作った、生き証人」(by宇多丸)
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved