或旧友へ送る手記

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- ごうき@IAMGK2026年1月26日読み終わった「唯自然はかう云ふ僕にはいつもよりも一層美しい。君は自然の美しいのを愛し、しかも自殺しようとする僕の矛盾を笑ふであらう。けれども自然の美しいのは僕の末期まつごの目に映るからである。僕は他人よりも見、愛し、且又理解した。それだけは苦しみを重ねた中にも多少僕には満足である。」 良い。芥川龍之介の弟子の堀辰雄の代表作、風立ちぬの中にも、似たような一節があったな。 「自然なんぞが本当に美しいと思えるのは死んで行こうとする者の眼にだけだ」