いのちのパレード

2件の記録
ここのつ@Q2026年8月28日読み終わったもう何度読んだかわからない、大好きな恩田陸の短編集。上品でグロテスクで静かで悍ましい物語たちが本当に大好き。 杉江松恋さんの解説に恩田陸の短編は壮大な物語の一部を切り取ってきたようなスケール感を備えたものが多いとあったがまさにそのとおりだと思う。有限の物語の中に果てしない世界が見える。 「王国は走り続ける墓標でもある。その走る墓標に向かって、漂白の民が遠くで手を合わせる。」(「走り続けよ、ひとすじの煙となるまで」p.274)

