女の記録やまがたに生きる
1件の記録
- みさと@misa102026年2月1日借りてきた昭和の山形市報に採録された女性たちのエッセイから秀作を抜き出した文集。 井戸水道のない農村での水汲み、婦人会で裁判所や県議会を見に行く企画をした話、幼少期に生き別れた母との再会、絵画教室に通っている日常の話など、市街地も農村部も時代場所を問わず、個人的な記憶が集積されている。 ただほっこりする話もあるけれど筆の奥から匂い立つ壮絶な環境に息を呑むこともしばしば。 どの話だか失念したけれど、「心ならずも繰り返す懐妊の愚」という一節が突き刺さって忘れられない。