みさと
@misa10
- 2026年5月13日
花の子どもオイズル・アーヴァ・オウラヴスドッティル,神崎朗子借りてきた - 2026年5月13日
- 2026年4月30日
護法童子 下巻花輪和一連作短編としてどう締めくくるのかと思ったら、着想源だという信貴山に収束していって、しっかり閉幕するのが意外だった。男の子と女の子、どちらも人間味ある振る舞いながら終始シュールな温度感でいるのがとても可愛い。鹿の話がよかった。 - 2026年4月29日
護法童子 上巻花輪和一だんだん読み方がわかってきた。不条理でつらい話が多いのに時々くすっと笑える部分があり、あと平安時代の風俗を絵に落とし込むのが上手すぎてページをめくるのが楽しい。回ごとの家の描き分けもこだわりを感じる。目が切れ長でまつ毛の濃いむちぷりな子供が出てくると目が幸せを感じる。 - 2026年4月29日
水精花輪和一 - 2026年4月26日
- 2026年4月24日
零號琴 下飛浩隆 - 2026年4月24日
零號琴 上緒賀岳志,飛浩隆 - 2026年4月19日
木下順二戯曲選 2木下順二ちょっと開いたひとまず夕鶴のみ読む。南陽市の民話館で聞いた鶴の恩返しの語りと珍蔵寺縁起がとても興味深く、関連で戯曲に手を伸ばした。「つう」という名前はこれがオリジナルなのかな。 前近代からの伝説では飛ばされがちな独立個人としての思い悩みが演劇ではぐっとフォーカスされているのが面白さだと思う。つうが板の上に在るヒトとして優しくてどこか頼りない男に寄せる激しい情念と、一方で人の生み出した共同幻想たる金銭の話になると頭が鳥に戻ってしまうぽっかり空虚な部分のギャップが文章だけでも胸に迫った。 - 2026年4月18日
- 2026年4月11日
七つの時計アガサ・クリスティー,深町眞理子読み終わったネトフリ版の最終話だけを見て、犯人も真犯人もわかってるけど原作読んでみるか〜!と思い買った。全然話が違う!どちらの結末も良さがあるのと、厳しい言い回しのわりに会話文多めでとても読みやすかった 犯人だと思っていた相手が実は探偵だったというのはもう陳腐ともいえる展開かもしれないけど、純粋にとても面白かった。その上で主人公にラブが絡んでくるのも王道で個人的には好き。 賢くて向こう見ずで運転の荒いお嬢ちゃんがへらへらのほほんした紳士に呆れながらも事件に巻き込むまいと守る構図の一方、実は有能な探偵は男の方で、関わってほしくないのに大事なお嬢ちゃんがずんずん事件に踏み込んでくるので大焦りしてるのとかオタクは大好きなんですよ…… - 2026年3月28日
七日七夜 山本周五郎名作集山本周五郎,泉岳文庫読み終わった時々SNSに一場面が引用されて流れてくるのを見て、ああ泥棒と若殿もだけど血の通った表現をする作家だよなあと思っていたので読んでみた。 人情のあったかさに触れるまでの滑稽でしょっぱくて寒々しい描写が甘いだけでない世の中を映していてよかった。知っていた引用フレーズも前段踏まえて読むと尚良かったけど、着物を着せてくれるちい坊(昔からご近所で可愛がられているのがわかって良い)や「立派な若旦那ですね」と言ってくれる町の人、千代の口説き文句の描写がとても胸に迫った。 きっと昌平にとっての母親はアジールじゃなかったんだろうな……そしてそれを否ぶでも利用するでもなく受け止めてくれる場所に七日七夜かけて行き着くことができて良かった。 岡場所の女たちも想像上ではない血の通った言葉繰りでとても好感。そしてそんなところに売られてしまった悲哀を思う。 私の生きているこの世は七日七夜よりも善悪中庸でなにより無関心なのではと思う。 - 2026年3月15日
アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)ダニエル・キイス,小尾芙佐読み終わった行きて帰りし物語の構成ではあるけど、変わらないことに救われる話だった。チャーリイが本来の美点である優しさと柔らかさを失わなかったこと、守ってくれるパン屋の仲間たちがいることが悲しくも温かい。 知能の変化がエレベーターで例えられてたのが印象的。チャーリイがアリスを常に思いつつも知性に引っ張られて接し方がその時々で変化するのがやりきれず、それでもいっとき心から愛し合える瞬間があったことにほっとした。最後キニアン先生の生徒に戻ってしまったチャーリイにそらアリスも泣いてしまうわ…… - 2026年2月1日女の記録やまがたに生きる山形市教育委員会社会教育課借りてきた昭和の山形市報に採録された女性たちのエッセイから秀作を抜き出した文集。 井戸水道のない農村での水汲み、婦人会で裁判所や県議会を見に行く企画をした話、幼少期に生き別れた母との再会、絵画教室に通っている日常の話など、市街地も農村部も時代場所を問わず、個人的な記憶が集積されている。 ただほっこりする話もあるけれど筆の奥から匂い立つ壮絶な環境に息を呑むこともしばしば。 どの話だか失念したけれど、「心ならずも繰り返す懐妊の愚」という一節が突き刺さって忘れられない。
- 2026年1月28日
青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集ヴァージニア・ウルフ,西崎憲借りてきた前回借りたときに半分までしか読めなかったのでまた借りた。夢見るような語り口と女性の孤独な世界観を味わえる「サーチライト」が特に好き。「月曜日か火曜日」は原文の響きがとても美しく、自分なりに訳したことがあったので本書の訳文と比べて三度味わうのが楽しかった。他の作品も原文と行き来してみたい。 - 2026年1月28日
懐風藻江口孝夫借りてきた借りるのは3回目?文庫なので持ち運びに便利。 葛野王の温かな情景描写と文武天皇の創意、少年的なユーモアが特に推せる。 語彙解説の豊富な少し厚めの辰巳先生の解説書もよいけど、こちらはシンプルで辛口めなレビューがついており、名だたる古代の文人政治家たちをフラットに扱っているところが好き。 懐風藻の語彙は知るほどに自分が豊かになるような気がして愛しく、時々読み返したくなる。 - 2026年1月7日
- 2026年1月7日
- 2026年1月3日
- 2025年12月30日
万葉集佐佐木幸綱またいつか読んでる読み終われなかった!借り物なのでまたいつか 推古天皇/舒明天皇の代替わりに古代人の近代化の節目意識があること、集団の歌から個人の歌に移行し、2度と巡りこない一度きりの人生に目覚めたことによる寂しさの歌が生まれること、すごく面白くてちゃんとメモしながら読みたい
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