洗脳・陰謀論・UFOカルト (吉永進一セレクション 2)

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- うみうし@umiushi03052025年4月8日読み終わった@ 自宅P201 第六章 ユダヤ・メーソン陰謀論の誕生 謀略論は恐怖の快感と同時に、単純化と整合性の魅力に溢れているからである。 歴史という膨大な事件の堆積が、何の意味もなく連なっているという思いに人間は耐えられない。そこにある形を読み取りざるを得ない。しかし、どのような事件も、発生時には何の形も意味もないのだ。その不安に直面したとき、そのとき陰謀論の過剰に単純な形が光を放ちはじめる。 1991年に書かれた内容だが今でも通じる、というより普遍的な問題なのだろう。 自分も気をつけたつもりでも絡め取られてしまう可能性があるのでちょくちょく思い出したい。