屍鬼(五)

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- amy@note_15812025年3月14日かつて読んだ感想小野不由美の「屍鬼」再読した~~!長かったなあ…(笑) でもやっぱり小野不由美おもしろすぎるな。今の感覚で読むとマイノリティとマジョリティの構造が反転する様子やマジョリティを論理をマイノリティに当てはめることや、正義という大義のためなら人はどれほど冷酷になれるのかとか また伝染病が生じた際の登場人物のリアクションがコロナを経験してからだと。かなり既視感がある。なかったことにする人、対策を講じる人、諦める人などなど。1998年出版の本だけど改姓したくないから籍を入れない夫婦が出てきたりしていて、なんか現実のほうが何も進んでないことがわかり、くそお…となるなど。小野不由美、書くものすべてがおもしろくてすごい…