雫の街

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  • 乃南アサさんの小説に出てくるのは「キャラクター」ではなくて「人間」だと感じる。物語のために突如生まれてきたのではなく、どこかに本当にいる人の人生の一部が小説の中で切り取られたような。一人一人がくどくど描写されているわけではないのに、鮮やかに浮かび上がっている。 乃南作品は後味の悪い結末も多いせいか、かのんがゴリラ飼育員の彼との遠距離恋愛が破局するのだろうか、結婚後はご主人が実は浮気していたらどうしよう、と穿った見方をしてしまった。今のところ、本当にいい人でよかった!
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