源氏物語(四)玉鬘―真木柱 (岩波文庫)

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うゆ@otameshi_8302026年2月7日読み終わった久々に読む『源氏物語』愉しい!玉鬘十帖を原文で読むのは初。思いがけずスイスイ読めてしまった。 春夏秋冬、四季が廻れど時が止まったかのように安定した六条院の栄華、王朝文化の雅の極み。…からの驚天動地、急転直下の「真木柱」!こんな突然だったか…そうか… だが抜群に真木柱の巻が面白い。道長に言われて仕方なく玉鬘十帖を書いたものの、私が本当に書きたいのはこういうのなの!という紫式部の声が聞こえてくるようなこないような。どうかな。 しかし男君たちは玉鬘をはじめ髭黒の北の方も真木柱の君も、女君の意志や思いなど知ったこっちゃないのね。そもそも女に意志があるとも想像もしてないのだろう。 ………ふざけんなよ!! 現代人である私はそう思います。でも、紫式部だって思ってたでしょうよ。 ………ふざけんなよ!! とね。多分。 源氏と内大臣の対面シーンは胸熱でした。 ふざけんなよ!!と思いながらも面白い源氏物語であった。
