発達障害を人類学してみた

6件の記録
- かど@kado_yire2025年6月13日「発達障害」という概念が日本で広く知られすぎた。その細やかさやグラデーション、本人から見える世界がちゃんと見られずに、「当事者かどうか」「支援対象者かどうか」と見られてしまう。 全ての人が違って、生きやすくなればいいのに。
- ワタナベサトシ@mizio_s2025年6月13日気になる読み終わった図書館で借りて読んだ。 発達障害は治らない。治す=健常になることを目指す「エイブリズム(健常者主義)」は行き詰まる。発達障害を治すべきものとして病理化しうる「キュア(cure)=治療」ではなくて、「ケア」すなわち、当事者が自身のペースで学び、成長し、自己実現できるように寄り添い、支えていくことが求められる。 健常者を基準にして制度化されている社会に合わせるのではなく、障害の度合いに応じてやりかたや仕組みを柔軟に変化させ、出来る範囲で活躍してもらう。個別に対応するのは(人数も多く、例外も無数に増えるので)現実的な対処法とは思われないかもしれない。でもだからといって、最初から切り捨ててしまうのではなく、理想とする目指すべき世界を見据えながら、わずかなりとも改善を続けていく(そうしたいという共通の認識を持ち続ける)ことが大事だと思う。 自分自身の無知・無理解・不知・誤理解・偏見などを見直し、古い情報のアップデートが必要だと痛感している。新しい本を読み続けなければ……。