人間に向いてない

人間に向いてない
人間に向いてない
黒澤いづみ
講談社
2018年6月14日
1件の記録
  • 宵子
    宵子
    @yoico
    2025年5月3日
    面白い。自分には物凄く刺さりました。 四章最後の、罹患者たちの独白のようなシーン、あれ良かったです。みんな自分で望んだ姿だったんですね。それが猿の手みたいに歪んだ形で叶えられただけで。その結果処分されることになっても、ああやっぱり、って納得しているのが、生々しくてキツくて、良かったです。 全然違うんですけど、最期には自分のことを最悪の形でも思い出して欲しいという願望、綾辻行人氏の『最後の記憶』を思い出しました。
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