カレル・チャペック短編集

カレル・チャペック短編集
カレル・チャペック短編集
カレル・チャペック
Karel Capek
田才益夫
青土社
2007年12月1日
1件の記録
  • mugi
    mugi
    @softfossil
    2026年5月13日
    何の気なしに読み始めたんだけど労働者や女性搾取の構造が変わってないどころか手に取るように理不尽を感じられる話も多く、あんまり気楽には読めなかった。話が古びてないというより人間がマジで変わってないんだなという…イエスを磔にしたことへの一般市民(パン屋)目線の正当化、とかも現代人も多分こんな反応になるんじゃね?と苦笑 「陪審員」は男性の加害性に目を向け(かけてやめ)る話で生々しくていやだったなぁ。これを直視したら家庭が回らない、社会が回らないんだからと女性たちからさえ処罰感情で蓋をして見なかったことにされるのがきつい。 "ところが、皆さん、不思議なことに、ある弁護側証人が、被害者がいかに喧嘩っ早く、くどくどと詰まらないことにこだわり、暴力的で、性的には貪欲で自分勝手な男だったと非難する証言をしたときのことです。私たち男性陪審員たちの間に、反感と連帯感のようなものが駆けめぐりました。『おい、やめてくれよ!"そんなこと”くらいで射殺されなきゃならんとしたら、たまったもんじゃない』" なかなか胸糞悪かったけど、含みのある結末が尾を引く。 あと装丁はお兄さんの絵、とぼけていて良い。
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