力をぬいて

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のぞみ堂@nozomi_books2026年3月12日買った読み終わった銀色夏生先生のスタンスが好き。 哲学でいうところの"他者"へのスタンス。 序盤に出てくるプルトンの一説に共感する。 「生と死、現実と想像、過去と未来、2つのものがそこから見るともはや矛盾したものに感じられなくなる精神の一点がかならずや存在するはず。 この一点を突きとめる希望以外の動機をシュルレアリスム活動に求めても無駄である。」 このことを私もなんとなく心に感じとり生きてきたし、ここでこの感覚に出会えるとは思ってなかった。 実際にお会いすると銀色先生はとても怖いかもしれない。心の奥底まで見透かされる。本音で向き合わないと会話ができない。むしろ、本質的な会話が成り立たない人には目すら合わせてもらえないような。 でもたぶん、優しい。 孤独を認め、すべてを見つめている人はとても強い。 自然のようにゆるぎない。 人生のところどころで銀色先生の詩に出会ってきたけれど、ここでまたこのエッセイに出会えたことはきっと大きな宝となるはず。 挿し込まれる写真もとても良く、まるで詩のようです。 独りでなにかをやってる、こつこつやってる、最小単位の自分の中に宇宙を飼ってる自覚がある人が好きなんよな。

