

のぞみ堂
@nozomi_books
ジャンル問わず全方位型読書狂。
小1年生のころから20年、酸素よりも本吸って生きてる。
ほぼ毎日、京都のどこかしら書店をうろうろ。買う。
- 2026年3月20日
レベッカ 上デュ=モーリア,茅野美ど里買った読み始めた20世紀のゴシックロマン、ミステリの金字塔といわれる名作。 あまり評価は高くないが新訳のほうをついに買ってみた。 大久保先生訳よりも今の時代ぽくて読みやすい気がしてるけど…。 作品の印象が随分変わるかもしれない。 後日追記する。
- 2026年3月12日
力をぬいて銀色夏生読み終わった買った銀色夏生先生のスタンスが好き。 哲学でいうところの"他者"へのスタンス。 序盤に出てくるプルトンの一説に共感する。 「生と死、現実と想像、過去と未来、2つのものがそこから見るともはや矛盾したものに感じられなくなる精神の一点がかならずや存在するはず。 この一点を突きとめる希望以外の動機をシュルレアリスム活動に求めても無駄である。」 このことを私もなんとなく心に感じとり生きてきたし、ここでこの感覚に出会えるとは思ってなかった。 実際にお会いすると銀色先生はとても怖いかもしれない。心の奥底まで見透かされる。本音で向き合わないと会話ができない。むしろ、本質的な会話が成り立たない人には目すら合わせてもらえないような。 でもたぶん、優しい。 孤独を認め、すべてを見つめている人はとても強い。 自然のようにゆるぎない。 人生のところどころで銀色先生の詩に出会ってきたけれど、ここでまたこのエッセイに出会えたことはきっと大きな宝となるはず。 挿し込まれる写真もとても良く、まるで詩のようです。 独りでなにかをやってる、こつこつやってる、最小単位の自分の中に宇宙を飼ってる自覚がある人が好きなんよな。
- 2026年3月11日
どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉綾辻行人買った読んでる綾辻先生から読者への挑戦状。 受けて立とうではないか。 スペシャルカバーがしっかり煽ってくる。いざ! 【途中追記】 これだめなやつだ。ニ編目まで読んだけれど、きつい。 どうしてこれを書いたんだろう。 おそらくこの調子で最後までいきそうな匂いが…。 一日一編ずつとりあえず読んでおくかという程度のものです。
- 2026年3月7日
クローゼット千早茜読み終わった買ったアンティーク服の修復と人の心の修復を主軸に描かれた物語でした。 傷みはけっして消えるものではないけれど、修復士によって直されていく服、人と人が寄り添い互いに治癒し合っていくさまがとても素敵でした。 絶対に好きになる小説だと確信していたので、とっておきにしてたのに、つい読んでしまった。 無類の服好きな私からするとかなり羨ましいことに、KCI京都で取材されたそうである。納得。 作中のドレスはアンティーク中心ではあるが、ヴィンテージのコム・デ・ギャルソン 、シャネル、サンローランが出てくるとやはり心が跳ねた。 晶とは絶対に服の好みが合いそう。 英国60年代のBIBAのワンピースやジャンプスーツなんかもとても似合いそうなイメージ。 そういえば、千早先生の「透明な夜の香り」に出てくる小川朔が纏う白いシャツは私のなかでコム・デ・ギャルソン の白シャツなんだよな。 イタリア製の上質な生地をフランスで縫製しているこだわり。私も愛用してるあのシャツは本当におすすめ。 現在まで引き継がれ数百年は経つような服を人が丁寧につないでいく。人の心も同じなんだろうな。 洋服も心も自分の大切なクローゼットで丁寧に扱うんだ。 書きたいことがありすぎる小説。感想が追いつかない。 もう一度読みたい。
- 2026年3月5日
元彼の遺言状新川帆立読み終わった買った数年、本棚に差したままだった。 かなりライトな読み味でした。ドラマ化されたようですが、逆にこちらがドラマのストーリーをそのまま小説化したような印象。 登場人物たちに関する肉付けが甘いのと矛盾が多い。 デビュー作ということですが、使い回しの文章感が拭いきれず、推理小説を書くにあたってデータをもとにこう書けば間違いないでしょうという中途半端なコンサル的発想で作品を作っているのかとすら感じてしまった。 ストーリー、文章、どちらにも呼吸やうねりがない。 残念ながら、私には期待していたほどのものではなかった。
- 2026年3月4日
赤い月の香り千早茜読み終わった小川朔は迎え入れた人の正しさをひらく。 ひらいてみたいと思った人を迎え入れている。 前作「透明な夜の香り」で一香が朔のもとに戻らなかった答えが明確に書かれている。私が感じた通りだった。 そして朔自身の'執着'の一つも垣間見え、ものすごく合点がいった。彼は'喪失'に恐れを持っている気がする。 続きがあるならば、朔の過去を描いてほしいけれど、続々とシリーズ化される作品にはしてほしくない。 今作では茉莉花の存在がとても大きかった。彼女がいたからこそ'赤'のイメージが強く印象づいたような。 そして、個人的には柘榴が出てくるタイミングがどんぴしゃでぞくっとした。ここのシーンがとても好きです。 読み進めながら、このまま読者だけのものであってほしい。誰の解説も作者あとがきすらいらないと感じたので単行本で正解でした。 大好きな作品となりました。
- 2026年3月3日
- 2026年3月3日
- 2026年3月3日
- 2026年2月26日
墨いろ篠田桃紅買った読んでる1978年に刊行の同書を篠田桃紅さん104歳の2016年にまえがき加筆のうえ再編集復刊された。 洗練とはこういうことを言うのだろう。 ここに記された全てに尊敬の念をもつ。 老子の言葉を引用した、「くろ(玄)は真っ黒ではない。」の話などのっけから面白い。 墨、書、文字、灯、家紋、古歌、着物、色、香、季節などあらゆることに言及されている。 突き抜けた豊かな感性に触れることができ、必ず私の人生でも時折り読み返す本になると確信している。 つい、型からはみ出してしまう、極く自然体でありながらも無邪気で最高にパンクな生活を垣間見る。
- 2026年2月25日
奇面館の殺人(下)綾辻行人読み終わった買った本日、びっくり館と奇面館(上)を一気に読んだのでこのまま下巻も読破する。 犯人や一見不可解な謎については予想通り。 でも、そのあと。 綾辻先生のお戯れがはんぱない。天を仰ぎました。 無理です、そこは辿り着けません。 と同時に、このやられ方はなんか懐かしさもあった。 個人的にはこれも綾辻先生印だなと受け入れられるけど賛否ある気がする。 ところで、瞳子よ。お笑い担当的にしっかりこすられて、おお!ここにきて館シリーズ新キャラ登場か!この天然すっとぼけ犯人妨害してしまう感いいやん!と思いきや、とくにフォローもなく放し飼いフェードアウト。 流すんかい!とつっこんでしまった。 脳内では伊藤沙莉さんか広瀬アリスさんで再生されてました。もっかい出てきてほしいなー。 次作、「双子館の殺人」をとにかく楽しみにしてる。 中村青司にどう決着をつけてくれるんだ!?
- 2026年2月25日
奇面館の殺人(上)綾辻行人読み終わった買った夕方、買ってきてすぐに読み終えてしまった。これこれ、これぞ館シリーズの雰囲気よ。びっくり館の読み味がライトだったので、こちらいつもの館感に没頭できて嬉しい。 ひとまず犯人の目星といくつかのなぜ?について見当はついた。 このまま一気に下巻に突入する。
- 2026年2月25日
びっくり館の殺人綾辻行人読み終わった買った好みがはっきり別れる気がする。 児童も読めるというコンセプトで書かれたらしく納得。 中村青司の建築にしてはあっさりしてて物足りなかった。 微量のホラーと大盛な人の闇は健在。
- 2026年2月21日
- 2026年2月19日
グレタ・ニンプ綿矢りさ読み終わった買ったわきまえません、がんがん読みます。 綿矢りさパンクを派手にぶちまけてほしい。 【読後追記】※うっすらネタバレ注意 想像以上にアクセル踏んだニンプに笑かしてもらいました。フォントの圧よ。 「活動家」のワードが出てきたときにあれ?もしかしてグレタ・トゥーンベリさんにもかけてる?となった。 うん、なかなか強い本だった。政治家のジジイどもに読ませてやりたい。とかも思いつつ、ものすごいあったけえ物語でもありました。 深夜のスパチュラは速読気味に一気に読み抜けると最高!スピード感持って読むのがぜったいにいい。 グレタ・ニンプ 「ねえねえ、さっきから気になってたんだけど、奥の方に映ってるおじさん誰?」 深夜のスパチュラ 「スパチュラ?なに・・・・・・」 以上ダブル優勝でした。
- 2026年2月18日
時計館の殺人<新装改訂版>(下)綾辻行人読み終わった買った下巻は書影が夜。今月末からドラマ配信があるようなので先に原作を読んでおくことにした。十角館に続いて江南くんと島田さんが出てくる。 【読後追記】 一日経たず上下読んでしまった。トリックや真犯人についてはしっかり伏線を張られており、すぐに見当がついた。 しかし、どうしても納得がいかない点がいくつかある。 ・時間が1.2倍の早さという設定はちょっと無理がある。 旧館に入った時点で時計たちの脈打つ音が正常なBPM60のテンポからするとかなり早く感じるはず。 そこに誰も気づかないのは強引だと思う。 ・犯人が死体をどうやって上まで運んだのか。 成人ひとりをかついではしごを登るなんてどうやったらできるんだろう。とんでもない体力怪力おばけである。 他にも細々とつっこみどころはあったけれど、この話は時計館の初代当主である古峨倫典氏の執念の物語だということが強く刺さった。 やはり中村青司に建築設計の依頼が通った人はぶっちぎっている。 Huluでの配信まで一週間ほどなので間に合ってよかった。今回はどんな風に映像化されるのかも楽しみ。 ずとまよが主題歌担当なのも嬉しい。
- 2026年2月18日
時計館の殺人<新装改訂版>(上)綾辻行人読み終わった買った上巻は書影が昼。今月末からドラマ配信があるようなので先に原作を読んでおくことにした。十角館に続いて江南くんと島田さんが出てくる。 【読後追記】 いいところで下巻に促される。仕掛けに関しては中村青司の建築だもん。あるよ。 でも、全体像が見えそうでまだ輪郭ははっきりしない。 漂う違和感にすぐ気づいたので、あれこれ仮定がはじめられる。 江南くんがあちらに、島田さんが実はこちらに来ているという設定が物語を2Dから3Dにしてるような感覚で面白い。そこには意味があるに違いない。
- 2026年2月17日
- 2026年2月17日
- 2026年2月17日
ももこのトンデモ大冒険さくらももこ借りてきた読み始めた母から借りてきた。母はさくらももこ先生の本を全て初版で揃えている。まったく恐れ入る。 徳間書店のトンデモ編集者、石井さんとの出会いからはじまる。今回もヒロシはしっかり登場してくる。 後日追記する。
読み込み中...





