永遠甚だしい

永遠甚だしい
永遠甚だしい
しまぐちニケ
呂暇郁夫
獅子志司・しまぐちニケ
一迅社
2025年1月16日
2件の記録
  • 悪ノ、千本桜、カゲプロ並みに面白いと久しぶりに思えるものであった。 段取りの説明が上手いだけでなく、言葉美しい。テンポが非常に上手いので驚いた(昨今のボカロ小説は、テンポでしくじってる作品が多い印象。やっぱこれが難所か)。出てくる語彙がMVのイメージに合いつつ、東野圭吾のように読みやすく、中学生でも読める内容。 やってることはよくあるタイムリープものだが、解決するためのスチームパンクな表現が雰囲気が良く醸し出している。魔鉱の理屈が練られており、機械工学で得られる雰囲気を感じ取れる。(野崎まど「know」での情報工学を交えた表現に通ずる) 若者にこれ読ませて、機械工学に興味持ってもらいたいと思える一作であった。また、「前に進むことの大事さ」というテーマを具体的なラスボス討伐の手段として提示してくれており、設定の矛盾や破綻も感じさせない作品であった。
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