志賀直哉・天皇・中野重治 (講談社文芸文庫)

志賀直哉・天皇・中野重治 (講談社文芸文庫)
志賀直哉・天皇・中野重治 (講談社文芸文庫)
藤枝静男
講談社
2011年11月12日
1件の記録
  • きょ
    きょ
    @octjack
    2025年1月4日
    いないページの方が少ないのでは?と思うくらいには志賀直哉濃度の濃い一冊でした。昭和3年夏の時点で白い洋傘とサングラスを装備した浴衣(ジンジンばしょり)の御年44〜5才の志賀氏がドスッドスッと早足で近付いてきたという描写に、志賀氏のキャラが立ちすぎてて読む手が止まりました。表題作の前半のやりとりから中野・徳永両氏の敬意とあと小林多喜二の存在が感じられて頭抱えていました。聖地巡礼もとい志賀直哉紀行をもっと楽しむためには志賀直哉作品を読み進めないといけないし、その時には再読しなくてはと思いました。
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