知と愛
21件の記録
てらだ@yoknel2026年5月21日読み終わったわからない部分もありつつ、構えていたよりも読みやすかった。言葉がずっと綺麗。 序盤の修道院のパートの空気感、ナルチスとの対話が好き。 「ぼくたちの友情は、君が完全にぼくに似ていないことを示すというよりほかに、なんの目的も意味もまったく持たないのだ」 終盤の肋骨と母の指の語りが真に迫っていて、ゴルトムントの声も身体も力がないだろうに、目や心は逞しく光に満ちているのを感じた。 最後はナルチスになんて呪いをかけたのだろう、と思った。友を心配して、あるいは純粋な疑問として放ったのだろうけど、ナルチスにとっては杭のように刺さって、ゴルトムントの存在共々生涯忘れられない言葉になったのだろうなあ。 知と愛を正反対のものとしつつ、どちらも神様へのアプローチとして描いているのも面白かった。
CandidE@candide_jp2025年3月30日読み終わった『デミアン』以降の中後期作品におけるヘッセの重厚な思想の核心を表現しつつも、読みやすさと物語としての魅力を兼ね備えているという点で、最もバランスの取れた神品。『荒野の狼』ほど実験的ではなく、『ガラス玉演戯』ほど抽象的でもないという点で、ヘッセの最高傑作の一つ。最後の場面は、本当に見事で美しい。詩人でもある作家の芸術性が極限にまで純粋な結晶となって光り輝く。今もまた読んで涙が流れた。オールタイムベスト。

- Ao@Ao_sono1900年1月1日読み終わった車輪の下に冒険譚を併せたような作品。 続きが気になってずんずん読めた。 登場人物の誰のこころも理解はできなかったけれど、興味深く面白かった。 車輪の下と併せて読んでほしい。













