ねじまき少女(上)

7件の記録
- 燕@Gaming_swallow2025年9月9日買ったずっと気になってたのを上下巻あわせてようやく買った。 食料に関する話がなんとなく好きなので気になっていたような気がする。あと、鈴木康士先生の絵が好きなので。 内容で気になると思った本の表紙が、好きなイラストレーターさんだとちょっとうれしい。 「パスツール伝」ヴァレリー・ラド 「分裂病の精神療法」M.-A.セシュエー 「日本民俗文化大系3 稲と鉄」 「呪術と占星の戦国史」小和田哲男 も(こちらの4冊は古本で)買ったけど、たぶん最初に読むとしたらずっと気になっていたこれなのでここに。 あと「美と傷」をしばらく放っておいてしまったのでそろそろ読まないとならない_(:3 」∠ )_
- ほくゆ@hk_ou_yu2025年4月15日読み終わったお、面白かった……読めてよかった。 第六ポンプ収録の短編の続き。食糧事情とエネルギー事情が激変した世界で、目覚ましい成功を収めているタイ・バンコク。 この栄光の街で、植物の種子、支配権、富、名誉、そして自由を巡る人々が地獄を生き抜く物語が描かれる。 それぞれの人間の信仰・文化が丁寧に描かれていて、実在感がある。例えば、日本ではねじまき(遺伝子改造バイオロイド)への偏見がない、しかし少子化をカバーする働き手として酷使されている。中国人は家系と先祖を大切にしている。タイ人たちは業(カルマ)の価値観を持っている、など。 個人的にはやはり日本が気になると言うか、ねじまきに偏見がないどころか、『腕が十本あって、あとはごはんを乗せる口しかない従業員』が普通に働いていたりするらしいので、気にならざるをえない。どんな国なんだろう日本って。 下巻に続きます。