あふれでたのは やさしさだった
27件の記録
- みかこ@mkk_7132026年5月23日買った読み終わった少年刑務所に限らず、懲罰だけでは何も解決しないと考えている。刑務所における社会性向上プログラムの必要性、司法福祉の重要性を感じている。その上で、以下、感想。 ・受刑者たちの詩がとにかく良かった。詩集が読みたくなった。詩集のタイトルにもなっている『くも』が特に良い。 くも 空が青いから白をえらんだのです (p112) ・ただ、本書で繰り返されるように「人間は本来優しい生き物だ」とは、安易には思えない。また、「人は変われる」というのもかなり条件付きの話で、断定できない。(こんなことは著者は言ってないが)それらを支援者側の力不足だと一方的に思うこともできない。全員が全員、加害者になる前に被害者だった訳ではなく、加害者でしかない人もいるだろう。「加害者になる前に被害者だった」がいて、そういう人達に支援が必要なのは事実だが、犯罪者全員そうだと捉えられかねない文章に違和感がある。 ・しかし支援者という立場にいる人はそう信じる必要がある。それはそうではない人もいると分かった上でそれでも信じるべきだ。 ・一対一ではなくグループワークの力。同じ痛みを持つ受刑者同士でのコミュニケーションはピアワークのような効果があるんだろう。 ・「詩の力」。絶大だと思う。何しろ『魂がバレてしまうから、詩を書くには勇気がいる(p214)』のだ。これを自己肯定感の低い人間がやるのはなかなかハードだ。ただし、その魂を受け入れられる経験は何事にも変え難い。この経験を得させるための「勇気」をいかにして獲得させるか。これは一対一では難しい。ここでグループワークが活きてくるのがこの取組の見事なところだと思う。 ・揚げ足を取るようで申し訳ないがどうしても飲み込めなかったので。なんとなくだけど全体的にやさしさしかない内容でそれが残酷に感じた。例えば『発達障害は病気ではない(中略)その子の強い個性であると考えたほうがいい。(p155)』一見耳障り良いが当事者からすると絶対に言われたくない言葉だ。少しやさしすぎる世界にいやしないか、と思ってしまいモヤモヤした箇所多数。 ・というのも、私自身がこの本に出てくる少年たちに近いところに心があるからだと思う。というわけでこのプログラムを実際に受けてみたい。私も変わってみたい。


- 読書初心者@ace_232026年2月2日読み終わった人は本来みんな優しいという自分の考えが正しかったと再認識できた。自分はたまたま生まれ育った環境が良かっただけで、環境次第で自分もどうなっていたか分からない。たまたま環境が悪くて犯罪者になってしまった人や引きこもりになってしまった人も救えるような活動が自分にもできれば。小さな目標を見つけて行動していきたい。

- haze@haze2025年8月6日読み終わった奈良少年刑務所で受刑者の少年たちを対象に行った「物語の教室」の軌跡を描いたノンフィクション。この教室の対象となるのは、親からの虐待、極度の貧困、ネグレクトといった過酷な環境で育ち、コミュニケーションに困難さを抱える受刑者の少年たち。 人間は環境に大きく左右される生き物。その環境には、私たちが選択できるものもあれば、彼らのように生まれながらにして背負わざるを得ないものもある。支援者が彼らを支えたように、たとえ望ましくない環境に置かれたとしても、支えてくれる人との出会いの希望は捨ててはいけないということを改めて学ばされる。そして、彼らが勇気を振り絞って自己開示したことで、周囲にも良い影響を与えていった。環境のせいにするだけでは何も始まらないということも、彼らの姿勢から教えられる。

鷹緒@takao_tanka2025年3月24日読み終わった借りてきた「だれかが「これは詩だ」と思って書いた言葉があり、それを「これは詩だな」と受けとめる人がいたら、その瞬間、どんな言葉でも「詩になる」ということだ。」(pp.122-123) 詩も芸術であり、インタラクティブなコミュニケーションである。だからわたしはアートが好きなのだ。
こっこ@kokko-book2025年3月18日買ったnoteでこの本を紹介されていた方の記事が心に響いて(記事読んで泣いちゃった)、近所の本屋さんでお取り寄せして購入。 これは、家で落ち着いて読もう。

鷹緒@takao_tanka2025年3月18日読みたい詩や物語が、刑務所の少年たちを救えるのか。 昨夜郷隼人さんの歌集を紹介したタイミングでたまたまこの本のことを知って、なんだかどきどきしています。



















