「みんな」って誰?

6件の記録
- おいしいごはん@Palfa0462025年9月3日読み終わった自分の今までのまちづくりの経験と比べながら、重なる部分新鮮な部分を感じながら読めてよかった。途中出てくる理論枠組み的なものは一部腑に落ちないものもあったけど、何より災害の現場を社会科学的に見る目線をほんの少しでも学びとれた気がして良かった。 あとはキューブラー=ロスの死の受容の5段階を新型コロナに対する社会に当てはめようとするジジェクのやつが紹介されていて気になった。 https://book.asahi.com/article/13676454
- おいしいごはん@Palfa0462025年8月31日読み始めた借りてきた前に別の本でも見た気がするけど、著者がこのタイミングは読み急がず立ち止まって考えて欲しいところにマークがあった。 とても良いと思う。
- つつじ@m_tsutsuji08152025年6月4日"災害ですから、豪雪は行政からの補助金の対象となります。それ以後、市町村は国からの補助金によって豪雪による「復旧工事や道路整備、それに住民の日常生活を保護するさまざまな設備への投資」をおこなえるようになりました。それまで自分たちでおこなっていた家の前の道路の除雪は、公費によって除雪車でなされるようになったのです。 すると、以前ならまだ暗いうちに起きて、仕事に行く前に一時間も二時間もかけて車を出せるように自ら除雪をしていたことが、「おーい、いつになったら除雪車が来るんだ、仕事に行けないじゃないか!」と役場にクレームの電話をかけるようになります。まさに、所与のものが所与でないものに転じ、さらに誰かにお願いするものへと変化していったのです。" 被災地の、ある種の「嫌な感じ」は田中角栄の負の遺産だったらしい "この見なかったことにする「否認」が、復興しない被災地では、「みんな」=「空気」として生じているのではないでしょうか。" "問題を見よと言われれば言われるほど「否認」が進むという、負のループがあるのです。" 被災地の報道が表に出てこないと思ったら「見なかったこと」化が進んでいた