

つつじ
@m_tsutsuji0815
- 2026年5月24日
風の便り小山清読み終わった"自分の不幸と他人の幸福と、どっちがいいかといえば、やはり自分の不幸の方がいい。とりかえる気にはならない" 小山氏のその後を思うとなんともいえなくなる "浅草は弱者の友であり、また敗者の味方である。私達が元気なときには、浅草のことを忘れていてもいい。けれども、私達が意気消沈してどこへも行き場がないようなときには、浅草へ行ったらいい" その「浅草の弱者」であるお母様はよく他人の陰口をきいたそうなんですがね…… "いちど母が私の友達の悪口を言ったことがある。「豆腐屋の倅のくせに。」私はそれを聞いて胸が悪くなり、耳にセンをしたくなった" - 2026年5月24日
キリスト教ナショナリズム森本あんり,渡辺靖読み終わった"保守派にとって、いまや救済されるべきは個人ではなく国家そのものなのです。アメリカという国家がキリスト教的な使命を帯びて存在し機能することが目的です。これは神の使命ですから、人間が作った法律よりも上位にあります。だから必要とあれば憲法すら乗り越えてでも、この使命を実現するべきだ。これが2021年1月に連邦議事堂を襲撃した人びとの論理です"(森本) "ニューヨークタイムズ紙のコラムニスト、デイヴィッド・ブルックスがこんなことを書いていました。トランプが主導するMAGAの運動が60年代の公民権運動と決定的に違うのは、自分たちの罪を過小評価している、自分たちに罪はないと思っている点だというのです。(略) ワシントンD.C.のナショナル・モールには、黒い石でできた「ベトナム戦争戦没者慰霊碑」がありますね。アメリカ人があの前に立ったときに感じるのは、「自分たちは間違いを犯した」という認識です。「アメリカは間違ったのだ」という、国家に対する審きの感覚、それが市民宗教の本質なのです"(森本) キリスト教ナショナリズム、どこかで勢いを殺すべきなのだろうと思う - 2026年5月23日
読み終わった"「自力で金を稼ぐ人ほどえらい、社会において存在価値がある」「それができない人は存在価値がない(社会から支援を受けられなくても仕方ない)」。こういった考え方こそがファスト教養を支える土壌になっているのだとすると、そんな極端な文化はどのように形成され、どのようなプロセスで社会に広く内面化されるに至ったのだろうか" とか、出口治明氏とか池上彰氏とか山口周氏とかの教養論がメディア側によってファストに扱われることへの問題意識はわかるんですが "ひろゆき、中田敦彦、カズレーザー、Daigo、前澤友作、堀江貴文" という「ビジネス・教養系YouTuber影響力トレンドランキング」の顔ぶれに平成末期感を感じる本だった - 2026年5月20日
- 2026年5月18日
- 2026年5月18日
- 2026年5月17日
ニーチェ入門竹田青嗣読み終わった"最後に、素朴なまでの楽観主義から、学問を生の制御のための根拠のある技術として、幸福にいたる道として賛美する人々がいましたが、こうした人々については無視してもよいでしょう。すでにニーチェが「幸福を考案した人々」を「最後の人間」として、完膚なきまでに批判を行っているからです"(「職業としての学問」) マックス・ウェーバーが評価的に言及しているので避けてきたニーチェを履修してみた…… 今までニヒリズムだと思ってましたすいませんでした "自分の力を尽くした上で、その結果現われた生の現在にいかなる態度を取れるかが問題なのだ。というのも、そもそも自分の力を尽くしていたのでなければ「わたしはかく欲した」は決して現われないからである。" "要約して言えば、精神の全発達にあって問題なのは、おそらくは肉体である。すなわちそれは、一つの高次の肉体がおのれを形成しつつあるということの可感的となってゆく歴史である。" 三島由紀夫は好きでしょうねこういうの……… - 2026年5月16日
- 2026年5月12日
職業としての政治/職業としての学問マックス・ウェーバー読み終わった"それがどれほど純粋な情熱であっても、たんなる情熱では十分ではないのは明らかなことです。情熱が仕事に役立つものとして、仕事への責任という形で、行動の決定的な指針となるのでなければ、政治家にふさわしいものではないのです" "政治は頭脳で行うものであって、身体やその他の器官や魂のなすべき行為ではありません". もっと言ってーーーーー!! - 2026年5月7日
自然の家フランク・ロイド・ライト,富岡義人読み終わった"家にはーよほどのことがない限りー地下室を設けるべきではない。地下室というものは、何をどうしたって、いやな臭いのこもった湿った場所にしかならないのだ" "なぜ、よい暮らしの場になりうる空間を屋根裏部屋にして、地下室と同じように台なしにしてしまうのだろう?" "その時、民主主義の精神ー個人の個人としての自由ーが確かに住宅をとらえ、屋根裏部屋を取り去り、ポーチを退け、地下室を引き抜き、居間を食堂や台所と融合させ、出入りに便利なひとまとまりの空間に変えたのだ" ライト先生は地下室に親でも殺されたのか - 2026年5月5日
- 2026年5月3日
帝都東京を中国革命で歩く譚璐美,譚路美読み終わったタイトルを見た瞬間に面白いとわかる 嘉納治五郎先生がものすごく正気だったり魯迅の東京生活が楽しすぎだったり蒋介石には坊っちゃんかいと言いたくなる "彼(蒋介石)は幼いときから頑強な体つきをして、無鉄砲なうえに人一倍我が強かった" - 2026年4月30日
羽あるもの吉田篤弘読み終わった更級日記のようでもあり、梨木香歩のようでもあった "わたくしは、しりぞくことを好まない。しりぞいたところに、まことの自分が構えているのだとしても。わたくしはもう、そちらにはもどらない。たとえ、いきついたところがひと気のない心さみしいところであろうと、わたくしは、ひとり静かに、自らの選んだ道を尊びたい" - 2026年4月29日
読み終わった"大森はパワースポットだ。みんな大森が好きで好きで仕方がなくて、大森の話が出るだけでその場の空気が一気にゆるむ。大森の話がしたくて集まるし、集まって大森の話がはじまれば一同の気力がみちあふれてくるのを如実に感じる" "大森にいた頃の私たちは、単純にみんな若かったのだと思う。一緒に働いた人々で集まると、誰もが大森を輝かせるように語る。それは自分たち自身にも、前途がこれから開けていくような希望の手触りがあったからじゃないか" "せめてこの挨拶を、一言一句違わず覚えていようと、それがもう会わないし、街で見かけても声をかけることがきっとできない悔しさに報いると私は直感した" 草創期にしか味わえない楽しさってあるよねと最近どこかで感じたのだが、と思ったら逃げ若の足利直義だった - 2026年4月26日
- 2026年4月26日
- 2026年4月26日
格差の国の経済学アンガス・ディートン,江口泰子読み終わった"(デイヴィッド・)カードと(アラン・)クルーガーの研究は、ほかの経済学者、とりわけ同じ頃にプリンストン大学の大学院生だったヨシュア・アングリストの研究とともに、実証経済学を一変させた。当時は標準だった理論ベースのモデル化を捨てて、自然実験の手法を多用するようになったのだ" "こうなるはずだという考えに矛盾するからという理由で、特定の発見を退けるのではなく、その矛盾はほかでも起きるのかを確認してから研究に戻る必要があり、普遍的に必ず起きるわけではないなら、どんな状況下で、なぜ起きるのかを見極めなければならない" 経済学も医学に似てきていると感じる - 2026年4月23日
- 2026年4月19日
文芸の主義森鴎外読み終わった"芸術が人の内生活を主な対象にする以上は、芸術というものは正しい意義では個人的である。この意義における個人主義は、哲学的に言えば、万有主義と対している。家族とか、社会とか国家とかいうものを、この個人主義が破壊するものではない。" - 2026年4月19日
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