日本海軍400時間の証言
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北本新聞縦覧所@kitamoto_juran2026年7月1日読み終わったずっと気になっていた本をようやく読めた。NHKスペシャルの内容をさらに掘り下げたノンフィクション 本書のテーマは『組織と個人』。 内心では無茶な作戦だと思っていても、そんなことをしては人道にもとると分かっていたとしても、このままでは国家が滅びると予想できたとしても、組織の空気に迎合し保身に走り、声を上げない。 海軍屈指のエリート集団である軍令部の元将校たちは現場の一兵卒を、無辜の民間人を、そして国家そのものを緩慢に死へと追いやった。 Nスペの放送タイトルがストレートに内容を表している 第1回 海軍あって国家なし 第2回 やましき沈黙 昔のことを高所から批評するような無責任さを許してくれない力がこの本にはある。組織で働く全ての人間に心当たりがあるような個々人のちょっとした無責任やその場その場での辻褄合わせが膨れ上がり悲劇的な敗戦へと繋がっていく。 全く自分とは関係ない、と言えない人はいないのではないだろうか。 --------- 以下、刺さった一節 「"反戦平和"というのは誰にも批判できない正論で、あまりに正論過ぎて思考が停止したり、反論や疑問の意見を抑え込んだりする恐れがある。(中略) 当時の背景や事実関係をしっかり踏まえた報道をしてほしい」