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かいわれ
かいわれ
@kitamoto_juran
ノンフィクション・新書・小説を好んで読みます。辻村深月先生の大ファン。
  • 2026年1月9日
    棘の家
    棘の家
    主人公は中学教師。娘がいじめを苦に自殺未遂。教師と父親の立場の間に挟まれながら苦悩する物語。 と思いきや、被害者と加害者がオセロのようにひっくり返り、次々やってくる怒涛の展開。押し寄せるマスコミ、ネットから向けられる悪意、油断のできない刑事、信用できなくなる家族。 続きが気になって仕方ない物語でした。 あえて言うなら最後の方のシーンで刑事が色々喋りすぎでは?と思ったことだけツッコミたかった笑
  • 2026年1月7日
    あなたはもう遭難している 本当にあったびっくり遭難に学ぶ登山の超基本
    登山はしないが、山岳遭難に少し興味があり読んでみた。 いくつかの類型に分け、入山前遭難という概念を紹介。多くの遭難事故は広義の意味での準備不足とのこと。知らない世界を覗けるのも読書の楽しさですね。
  • 2026年1月6日
    若者恐怖症 職場のあらたな病理
    結論、世代論や年齢に囚われず、目の前の人間とちゃんとコミュニケーションを取ろう。 凡庸な結論ではあるが、巷で言われる「Z世代の若者像」が本当であるのか、丁寧な論証もあってステレオタイプに陥っていたことを実感できる。 『考察する若者たち』もそうであるが、2025年前後の世相や社会、職場の諸問題を堅苦しくなくとっつき易い若者論で括ったような気もする。 若者そのものを論じるというよりは、若者を迎え入れる職場の上司先輩たちに対するエールに溢れていた
  • 2026年1月5日
    目には目を
    目には目を
    かなり好きでした。 序盤の事件系ノンフィクションのような文体が私好み。後半に畳み掛けられる驚きの事実。
  • 2026年1月3日
    先生、どうか皆の前でほめないで下さい
    総合的学習の副作用としての横並び思考、という部分に納得感。 若い人と接する中でのあるあるが散りばめられていて、著者は学生さんをよく見てるなぁと。 文体も軽く読みやすい。
  • 2026年1月2日
    福音派ー終末論に引き裂かれるアメリカ社会
    大変面白かった。新聞などで「福音派」と出てきても、「キリスト教の保守的な人たちで、進化論とか認めてない人」、程度の印象だったが、解像度が高くなった。 独特の終末論を信じている、というのが大きい特徴。最近の情勢でも米国のイスラエルへの支持はなぜこんなに底堅いのだろうか、という疑問が終末論に関係していることが解けた。 ブラピ主演の『ワールド・ウォーZ』でエルサレムが防護壁の中の安全地帯になっていたのは、この終末論が関係してるのかも。この目線を持って米国発のエンタメコンテンツを見るのも面白そう。 回心、信仰復興運動(リバイバル)など、米国キリスト教に関する独特の宗教観は森本あんりの『反知性主義』を読んでいたおかげで困らなかった部分もある。併せて読むこともおすすめです。
  • 2025年12月28日
    保守主義とは何か
    大変勉強になった。理念に基づく社会改造を目指す進歩主義との対抗関係の中で、どのような秩序や権威を守りつつ、漸進的な社会改良を目指すのが保守主義である。 対フランス革命、対社会主義、対大きな政府と欧米における急進的な社会改造に対し、保守主義が何をどのように守ろうとしたのか、明瞭に理解できた。 翻って日本においては、何を守るべきかという理念が曖昧であり、状況への適応という側面が強い。 その理由も宗教的歴史的な違いがあってのこと。 宇野先生の別の本も読み政治思想への理解をさらに深めたくなった。
  • 2025年12月26日
    この夏の星を見る
    文庫版上下読了。 コロナで行動を制限されてた、忘れかけてたあの頃の空気がギュッと詰め込まれていた。 そんな中での葛藤、そして青春を辻村先生の優しい筆致で包み込んでくれる。
  • 2025年12月24日
    反共と愛国
    民社党は反共を旗印に時に自民党より右派・タカ派の安全保障政策を打ち出す一方、労組(同盟)を支持基盤に福祉国家建設や全国民中産階級化を掲げ、経済政策では大きな政府路線を取り、階級政党を志向した社会党よりもイデオロギー色の薄い立ち位置を形成していた。 経済政策では公明党との差異化に苦しみ、安全保障政策では自民党の補完勢力と見なされ、中小政党のまま新進党への合流で解党を迎えた。 今も脈々と民主党系、自民党系、右派論壇等々、各所に民社系人材は活躍しており、また打ち出した方向性で政策がこれまで基本的に概ね実現していることもあり、「役割を達成したからこその解党」との受け止めも関係者の中では根強いとのこと。興味深い。 『戦後史の中の日本社会党』と併せて読むと、戦後の野党についての理解が深められると思う。 併せて労働運動や労組についての理解を概略から深めたい。何か良い本がないか探してみよう。
  • 2025年12月22日
    近畿地方のある場所について(1)
    カクヨムと多少内容が違うということで読みました。最近のモキュメンタリーホラーで一番好き。
  • 2025年12月22日
    推し、燃ゆ
    推し、燃ゆ
    今年読んだ小説の中で一番良かった。
  • 2025年12月18日
    GROWTH
    GROWTH
    GDPという尺度と経済成長を絶対視し過ぎている。 まずはこれが最大のポイントであると思う。 そして成長論について。 資本主義や経済成長は人々の生活を豊かにし、貧困や疫病といった恐怖から人々を解き放ってきた。 同時に脱成長主義者の言う、気候変動や格差拡大などの問題点は無視できるものではない。 資本主義の持つ市場機能は強力で有効なものであるので、それを道徳的な方向に活かせるよう、税制や各種制度の建て付けで誘導できないか、というのが本書の主張。 そのためにも代議士にお任せの代表型の民主主義だけではなく、市民参加型のミニ・パブリックや市民会議の手法を用いる審議型の民主主義を取り入れる必要性に触れている。 馬車馬のように働く(働かされる)労働者が、果たして審議型の意思決定に参加する余裕があるのか。そうした余裕を作るために経済成長を重視し過ぎないことが大切、という論旨でもあるのかなと思いつつも、現実的ではないなとこうした「ボトムアップ型で熟議を重ねる民主主義」な理想論を見ると思ってしまう
  • 2025年12月15日
  • 2025年12月10日
    ババヤガの夜
    柳のキャラが好き。 エンタメ小説としてたのしい。
  • 2025年12月10日
    現代思想入門
    現代思想入門
    時間をかけたものの、読了。 二項対立からの脱構築、フロイトの精神分析など、知ったことで日常生活で当たり前だと思っていた秩序を一歩引いた目線で見られるようになった。気がする。 付録の現代思想の読み方が面白い。思想家や頭のいい先生はこんな風に難しい文章を読み解いているのかと知らない世界を覗き見た感覚。本物の知性は遠い。
  • 2025年12月9日
    管理職の戦後史 栄光と受難の80年
    タイトルの通り『管理職の戦後史』だった。 戦後間も無くは管理職も労組に加入し、労働争議の中心にいたとは意外だった。最近労働組合について知りたいと思っていたので、思わぬ収穫。 後半は裁量労働制、ホワイトカラー・エグゼンプション、高プロと"管理職的な仕事"に対する法規制ないしは規制緩和についての立法過程等に焦点を当てて論じられているが、細かすぎる感は否めない。 社労士を勉強したこともあったので、論点を把握しながら興味深く読み進められたが、新書として知識を大掴みに得たいと考える方には不親切にも思える。 恐らくは帯が不適当。 本書の目指すところは管理職(管理監督者、使用者の利益代表者)の法的位置付けの変遷や立法過程の議論を紐解き、管理職の法的保護が弱いという問題点を浮き彫りにする、という目的であると認識しているが、あまりそうした印象を受けない帯になっている。 しかしながら、硬派な内容を新書で手軽に読めるのは素晴らしいし、ありがたい。働き方や労働法全般に興味のある方、人事労務のお仕事をされている方などにはぜひおすすめをしたい一冊。次の働き方改革の議論は管理職に移るかも、と思わされた。
  • 2025年12月8日
    穢れた聖地巡礼について
    最近のホラーブームの中では背筋さんの書く話が断トツで私好み。 今作もじっとりした嫌な空気。人怖要素も濃く背筋を凍らせながら読めた。
  • 2025年12月7日
    地平2024年9月号: ジャーナリズムをさがせ
    「地平」一度読んでみたかったので、過去号だけれども興味のあるジャーナリズム特集を買ってみた。 この時代に新たな総合雑誌を創刊、ということ自体が面白いし、執筆者も内容もリベラルに尖っていて読み応えがあった。 今後も興味のある特集の時は買ってみよう
  • 2025年12月5日
    記者迫害
    記者迫害
    ジャーナリストとして生きることとはどういうことなのか
  • 2025年12月5日
    考察する若者たち
    報われ感のあるなしで若者の行動原理が読み解ける。納得。 最適化に慣れた令和の若者たちが、進学や就職などの人生の節目でどのような行動をするのか、どのような思考を辿るのか、といった点も知りたい。 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で労働観の変化を示した三宅さんだからこその観点が読めそうに思った
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