かくれ佛教

かくれ佛教
かくれ佛教
鶴見俊輔
ダイヤモンド社
2010年12月10日
1件の記録
  • 端隅
    @R_nut
    2026年4月7日
    著者は自分、そして日本人は悪いやつだ(I am wrong)というところからスタートして、you are wrong の思想(キリスト教やマルクス主義)から距離をおく。 仏教、思想、哲学などが中心だけど、政治、民藝、文学など多岐にわたって語っている。その時代に生きた人々が互いに影響しあって時代の空気をつくったりそれに抗ったりしたことが感じられる。よくわかんない部分もあるけど、時代を面として捉えることの一端をみたような気持ち。良寛や法然、柳宗悦、河合隼雄から政治家、軍人、作家もたくさん出てきて面白い。縦横につながっているというか…… 仏教アナキズムの考え方も面白かった。原始仏教も鎌倉新仏教の樹立者たちも、国王や国家に癒着するようなことは基本的にありえない、という。 いまも末法の世に違いないと思えて、仏教由来のことばが印象に残った。 汝自身を灯火とせよ 犀のように一人で歩め 迷人の方所を弁ぜざるが如くあれ
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