勝者の代償―ニューエコノミーの深淵と未来

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- 晴月@tmm-sd2026年4月7日読み終わった現代社会はかつてないほど便利で豊かなのに、我々がどうして苦しいのかを論じた本。 消費者としては豊かなサービスを享受できるが、人は同時に生産者、労働者なわけで、豊かなサービスが当たり前になるなか、労働者としての競争はますます激しく辛いものになっていく。 全体的な論旨は1、2章を読めばよくて、残りは我々の辛い競争社会とそれがもたらす変化(格差や結婚、出生率の低下など)について詳しく述べている。 最後の提言としては「バランスとってこーよ」となるが、個人が個人にとって最適な行動をとる(機会損失しないようにがんばる)結果こうなってしまったわけで、何かしら大きなインパクトがない限り改善は難しそうと思った。
