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晴月
@tmm-sd
  • 2026年8月18日
    火星の人〔新版〕 上
    火星の人〔新版〕 上
    なんかちょっと単調に感じる。 当然ではあるけど生還という目的がぶれないからか、うまくいかない事が多くて波瀾万丈ではあるんだけどそれも予定調和っぽくて、読者として予想外の展開はまだない。 パスファインダーを見つけたところは面白かった。
  • 2026年8月17日
    葉隠入門
    葉隠入門
    解説では「死の哲学」などと言われ、三島由紀夫も葉隠のそういうところに惹かれたのかなと思う。 ただ私としては主君に仕える奉公人としての武士の哲学のように見えた。 現代社会では命をかけて人に仕えるようなことはない。(むしろそんなことをしたら自我がないようで馬鹿にされる) 会社にしても一生同じところで働くという価値観ももはやないし、仕える先が存在しないという意味では、あまり現代に即さなくなっているように感じる。
  • 2026年8月16日
    ミレニアム 3 眠れる女と狂卓の騎士 下
    ミレニアム 3 眠れる女と狂卓の騎士 下
    最後まで面白かった!特に裁判でのアニカの活躍がかっこいい。大満足。 でもやっぱり話の構成的にエリカのエピソードは不要だったよな‥と感じる。まあそれも面白いからハラハラしながら読んだけど、本筋からしたら蛇足。 ニーダーマンが全然出てこなくて、どこいったんだ‥と探しながら読んだ。最後の最後でちょろっと出てくるけど、まあ確かにこんな感じだったら話の中で追いかける必要ないんだろうな‥と思いつつ、もうちょっと早めに登場させてほしかったかも。 そしてカミラは最後まで出てこない。これは続編への伏線だったんだろうか? 4巻以降もいちおう出てるけど、作者が変わるしこのシリーズはこれでいいや。
  • 2026年8月14日
    バッタを倒すぜ アフリカで
    なんとなく気になって手に取ったが、似たタイトルの前作があったらしい。前提がわからなくてちょっと戸惑ったけど、ここから読んでもそこまで困りはしない。 正直言うと終始作者のテンションが高くて、ずっと読んでると疲れるから休み休み読んだ。 内容はユニークで面白い。とはいえそんなにバッタには興味わかなかったな‥。多分刺さる人には刺さる。
  • 2026年8月14日
    全訳 源氏物語 一 新装版
    全訳 源氏物語 一 新装版
    源氏はだいぶ昔に一回読んだけど、与謝野晶子訳に興味を持ったので読んでみる。 古文で読んでるときは文学作品としか思わなかったけど、現代語だと俺TUEEE小説を読まされてるみたいだった‥。 源氏に感情移入できるんなら読んでて楽しいのかもしれない(当時の読者層は女性だと思うけど‥) まあ王朝文学の登場人物は現代価値観でいうとクズなんで、正直そんなに楽しくはないが、実際読みやすくはあるので新しい発見があったりする。前に読んだときより色々の女君に対する印象が変化した。 晶子が和歌の部分をどう訳すのか気になってたけど、そこはあえて訳していない。歌人なりのこだわりがあるんだろう。
  • 2026年8月12日
    ミレニアム 3 眠れる女と狂卓の騎士 上
    ミレニアム 3 眠れる女と狂卓の騎士 上
    2巻から繋がる内容だから連続して読まないとわからないけど、2巻よりも面白くなってきたと思う。 敵(ザラチェンコ・クラブ)の動向も読者からはわかるので、ミカエル達が何を知ってて何がわからないか混乱しそうになるけどやっぱり楽しい。 現時点では話の構成的にエリカの動向をここまで描写する必然性を感じないけど、今後話に絡んでくるんだろうか? まあとりあえず各エピソードとか人物描写とかがよくできていて相変わらずぐんぐん読ませる。
  • 2026年8月8日
    渇愛
    渇愛
    取り扱うテーマが興味深かったから読んだけど、正直ルポタージュとしての品質はあまり高くないと感じる。軽い読み物。 著者も途中で気づいてまとめる段階で反省も入るけど、取材してる内にりりちゃんにのめり込みすぎてる部分がある。「りりちゃんを心配して取材する私」の記録を読まされてるのでは?と思う瞬間もあった。 りりちゃん本人にのめり込んだ分彼女の話の裏取りがおろそかになり、結果として本の内容が薄くなってる。端々にりりちゃんの人に好かれるテクニックを感じるし、実際に会うとすごく魅力的なところがあるんだろう。 犯した罪との向き合い方に未熟さを感じるから、そこに至るまでの背景としてどういう生育状況だったか気になるが、この本ではその点があまり書かれない。 支援者とか取り巻く人たちとの関わりには危機感を覚える。悪名だけど知名度が上がり、商材としてのりりちゃんに価値が出たからか、利用しようと近づく人が多いんだろうな。 更生させようとする人よりは利用しようとする人のほうが甘くて優しい態度で都合のいいことを言ってくるから、信頼する相手を見極められないと将来的には辛いだろう。
  • 2026年8月4日
    マンションポエム東京論
    マンション広告のキャッチコピーをポエムと呼んで収集してる筆者が、ポエムの分析を通してマンションや東京の土地について論じている。 確かにマンションの広告ってめっちゃポエムだよなぁと思うし、紹介される各種ポエムを真面目に見てみるとツッコミどころ満載で面白い。 特に1、2章が面白かった!それ以降は少しテーマがぶれてトーンダウンした印象。 新築の場合はまだ実物が完成してないのに広告を出すから具体的なことが言えずにポエムになるんだろうとか、マンション自体のスペックは大差なくて、値段を左右する一番の要素は立地(地価)だからひたすらこの点をアピールするんだとか、いろいろ納得できるところがある。
  • 2026年8月2日
    欲望の現象学 〈新装版〉
    欲望の現象学 〈新装版〉
    まあ普通。特別面白いわけじゃないけれどそれなりに納得しながら読める。 前提として『ドンキホーテ』や『失われた時を求めて』、『赤と黒』、『ボヴァリー夫人』、ドストエフスキーなどの小説に関する知識があった方がよい。 だいたい読んだことがあるからよかったけど、知らなかったらこの論を読んで困惑するかも。
  • 2026年8月2日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    結末が感動的でうるっとくる。最後までハラハラさせられたけど面白かった! グレースが最初に意識混濁してたのが意味不明だったけどこういうことだったのか‥と納得。それにしてもストラット女史は酷い。 とにかくロッキーが大好き。ロッキーとの友情がこの作品で一番いいところだと思う。
  • 2026年8月1日
    ミレニアム(2 〔下〕)
    ミレニアム(2 〔下〕)
    リスベットの過去と今回の事件とのつながりが明らかになる‥ものの、ちょっと真実に辿り着くまでが冗長というか混み入っててわかりにくい。 相変わらずちゃんと面白いけど、1巻のほうが面白かったな。 3巻も連続した内容とのことなので、この後どうなるのか楽しみ。 それにしてもリスベットの妹のカミラが全然出てこないのが気になる。彼女は今どうなってるんだ‥。
  • 2026年7月31日
    胃は歳をとらない
    とってもわかりやすくて参考になる。 消化系に悩みを持っててQOLが下がってる人は読んで損がない。
  • 2026年7月30日
    ミレニアム 2 火と戯れる女 上
    ミレニアム 2 火と戯れる女 上
    相変わらずちゃんと面白い。推理小説って事件が起きて調査がはじまるまでは淡々としててそこまで面白くないものが多いけど、これは事件までの前フリや不穏な空気の散りばめ方が上手くて読ませる。 ここからどう収束してくのか楽しみ。
  • 2026年7月26日
    無常商店街
    無常商店街
    奇妙な商店街に迷い込んでしまう話。その描写が言語表現を駆使していて混乱させられると共に楽しい。ちょっとジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」みがある(あそこまでヤバくはないけど) 楽しいな〜と思って読んでたら、2話(2章?)から言語表現技術が減っていって面白さがイマイチになる。最初の話で謎だった黒縁眼鏡が2話で出るから、それはいいけど。
  • 2026年7月25日
    私の美の世界
    エッセイに関しては良し悪しじゃなくて相性で判断するしかない。 森茉莉とはあんまり感性が合わないことがわかった。
  • 2026年7月22日
    33地域の暮らしと文化が丸わかり! 中国大陸大全
  • 2026年7月21日
    ストーリーが世界を滅ぼす
    ストーリーが世界を滅ぼす
    平易でそれなりに面白くて軽く読める。まあそうかな、という納得感もある。 でもずっと同じ事を繰り返し言ってるだけのような気が‥。 構成があんまりよくないのかも。 全体を通して見ると論旨の組み立てというか筋道がわからなくなってくる。
  • 2026年7月20日
    新編 日本古典文学全集27・浜松中納言物語
    三島由紀夫の『豊穣の海』を面白く読んだので、元ネタにあたりたくなって読む。 浜松のほうの転生の系譜など見てもどこがネタなのか、かすってる部分が全然わからなかったけど、実際読んでみると物語冒頭の中納言と尼姫君がまさに清顕と聡子で、ここかぁと腑に落ちる。まあその首巻は散逸してて、その後の展開や振り返りから内容を再構成してるのだが。 それにしてもこの時代の価値観が現代とは違いすぎて‥。主人公の中納言がまじでクズに見えるのに、物語の中ではすごく優れた人物と言われている。これを乗り越えないと王朝物語にはハマれないだろうな。 唐の大臣の五の君がほんとにちょい役なのに、後々の巻でもたまーに出てくるのが興味深い。
  • 2026年7月20日
    シャーロック・ホームズの凱旋
    ヴィクトリア朝京都という森見登美彦ワールドで寺町通221Bに住むホームズがスランプに陥っていて、そこにモリアーティ教授やアイリーン・アドラーが絡んでくる‥。 竹取物語をモチーフにした<東の東の間>の失踪事件など、ホームズだけど森見登美彦だなぁとそれなりに面白い。 最終章でいままで見えていた世界がひっくり返るんだけど、個人的にはこのどんでん返しは要らなかったと思う。わけがわからないまま終わった感がある。 普通に結末をつけてくれればよかったのに‥。でも<東の東の間>の謎を心霊主義で片付けてしまったことでミステリとして収集がつかなくなったのかなあと思う。
  • 2026年7月14日
    新エロイーズ(下)
    新エロイーズ(下)
    ジュリとサン・プルーの恋愛は終わり、ジュリが結婚生活を送っているところにサン・プルーが旅から帰ってくる。上巻の恋愛を楽しく読んだ人には蛇足に感じられるかもしれないけど、個人的には下巻のほうがルソーっぽくて面白いと思った。 ジュリの暮らすクラランの農村が理想郷のように描写され、ルソーの思い描く田舎暮らしの美点が伝わってくる。 ただまあ最後までジュリという人を好きになれずに終わった。作中人物はみんなジュリのことが好きでめちゃくちゃに褒めてるが、どこがいいんだろう‥と考えながらわからなかった。 特に最後の最後、サン・プルーとクレールの再婚を実現させようと頑張ってるのが私には最高に気持ち悪くて嫌な女だな‥と感じる。 エドワード卿はなんか都合の良い脇役なんだが、なかなか興味深くて好き。ヴォルマール氏も好感が持てる。
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