晴月
@tmm-sd
- 2026年5月17日
晩節の研究河合敦読み終わった日本の歴史上の有名人を列挙し、人生の終わりを描写している。歴史的な読み物として軽く読める。 タイトルにある『晩節』について考えるのにこの本が有益かは疑問。晩節というともうちょっと生き様というか節度というか、本人の態度とか思想とかと絡んでくるように思うものの、この本では何をしてどう死んだかという事実の部分しか書かれていないので。 - 2026年5月17日
はじめてのウィトゲンシュタイン古田徹也読み終わった解説としてはわかりやすくてとてもよい‥けど、そもそものウィトゲンシュタインがめちゃくちゃ難しいからちゃんと理解できたとはいえない感じ。 前期のほうがまだわかる。「語りえないもの」をどう扱うのか、最後沈黙で終わるのも納得。 ものごとを考える、哲学するうえで、その思考の前提となる言語や思考の表現を突き詰めていっているのだけど、結局そうして何を考えたかったのか疑問に思った。考える準備、前提を整えるのにすべてを費やしてるように思えてしまって‥。 - 2026年5月17日
世界の独裁者六辻彰二読み終わったタイトルに惹かれて図書館で借りる。悪くはないけど単純に情報が古い。金正日とか胡錦濤とか、10年以上前のやつ。 革命や独立の英雄が独裁者になってしまうのが不思議だと思うけど、強い政治権力を持っていないと独裁者にはなれない訳で、その前提条件の一つなんだろうな。世襲タイプもあるけど。 - 2026年5月9日
プラトンの呪縛佐々木毅読み終わった - 2026年5月6日
横浜駅SF 全国版 (カドカワBOOKS)柞刈湯葉,田中達之読み終わった横浜駅SFの2巻目。だけど前巻で42番出口に到着して話が一区切りついてるので、時系列的には前日譚。 前巻と重なる人物が登場し、横浜駅世界観の解像度が高まる。個人的には二条ケイジンが興味深い。 とはいえやっぱり謎は残るしすっきりしない。前巻で話は終わってて、これ以上続きようもない気がするしな‥。 - 2026年5月6日
政治学者、PTA会長になる岡田憲治読み終わったとても面白い。PTAは学校ごとに全然違う組織なので人によって感じ方は違うだろうけど、作者が苦しみ楽しみながら活動および改革にチャレンジしているところが伝わってきた。 ちょっとやりすぎでは?と感じるところも、後になっていろいろ反省と共に振り返られていて人柄の良さがわかる。 ベルマーク活動を「やっぱり必要だったね!」と手のひらを返すところが面白い。 - 2026年5月5日
- 2026年4月28日
なんで人は青を作ったの?クレメンス・メッツラー,谷口陽子,高橋香里,髙橋香里読み終わった子ども向けの本ではあるけど内容は興味深くて面白い。美術とか化学が好きな人におすすめ。 ヴェルディグリはやろうと思えば自宅でも作れそうだった。夏休みの自由研究のネタになりそう。 - 2026年4月28日
横浜駅SF(1)柞刈湯葉,田中達之読み終わった横浜駅が自己増殖して本州がほぼ横浜駅化し、suikaがないと追い出されるエキナカ社会に18きっぷを使って入る‥という、めちゃくちゃぶっ飛んでて面白い発想の小説。SFはこのくらい荒唐無稽でいいと思う。 教授やユキエさんが何者か?など、回収されない謎があってすっきりしない部分は若干ある。 あとトシルの人間性が謎。 - 2026年4月27日
知ってるつもりスティーブン・スローマン,フィリップ・ファーンバック,土方奈美読み終わった我々は色んなことを知ったつもりになっているけど実際はそう詳しくはなく、コミュニティ等にある知識を活用しながら過ごしているということが論じられている。 内容はすごく示唆的で為になる‥んだど思うが、個人的には全体のまとまりが欠けている印象で読みにくかった。 - 2026年4月27日
思考実験大全岡本裕一朗読み終わった面白い‥んだけど、大全というには解説がちょっと薄い。ページ数はそれなりだけど軽い読み物。 もっとじっくり説明してくれてもいいと思ったけど、その分事例の数は多い。 6章の未来のところでAIやAIエージェントを扱っているのが吉と出るか凶と出るかわからないなと思った。変化が早くて予測が当たらない分野だから、これを盛り込んだことで今後『大全』と名乗る本書の価値は変わってきそう。 - 2026年4月23日
これは経費で落ちません!青木祐子読み終わった会社の人間のちょっとずつ嫌なところが出てきていて、読んでてモヤっとする。読後感があんまりよくない。あんまり経理っぽさもないかも。 キャラは立ってるので、森若さんと太陽が好きになれれば楽しいのかな。 個人的にはなし。日頃の労働と人間関係で疲れてると、気分転換の読書でまでこんな疲れる様子を見せつけられたくない‥。 - 2026年4月23日
原論文から解き明かす生成AI菊田遥平読み終わった同僚がおすすめしていたので読む。 たぶんすごく頑張ってとてもわかりやすく説明してくれてる‥んだと思うが、めっちゃ難しくてほとんど理解できなかった。数学がわからない馬鹿な自分が悲しい。 最近のAIの根幹となっているtransformerが、元は翻訳のための仕組みだというのが示唆的で印象に残った。 - 2026年4月21日
- 2026年4月20日
生成AI 真の勝者島津翔読み終わった発展が著しくてどんどん情報が古くなってしまう分野を扱っているため、けっこう工夫して陳腐化しない普遍的な内容をまとめてくれている印象。 その分、普段からこの辺の情報を追いかけている人にとって目新しい内容は特にない。入門者向けかな。わかりやすくてよいし。 個人的には4章の国家間競争のところが興味深かった。 - 2026年4月20日
- 2026年4月14日
SF作家の地球旅行記柞刈湯葉読み終わっためちゃくちゃ面白い。ものの見方や表現がユニークで自分にはすごくハマる。 著者の小説はまだ読んだことがないので、これから読んでみようと思う。 架空編の月面がものすごくリアルで騙されかけた‥。 - 2026年4月14日
- 2026年4月14日
- 2026年4月7日
勝者の代償―ニューエコノミーの深淵と未来ロバート・B.ライシュ読み終わった現代社会はかつてないほど便利で豊かなのに、我々がどうして苦しいのかを論じた本。 消費者としては豊かなサービスを享受できるが、人は同時に生産者、労働者なわけで、豊かなサービスが当たり前になるなか、労働者としての競争はますます激しく辛いものになっていく。 全体的な論旨は1、2章を読めばよくて、残りは我々の辛い競争社会とそれがもたらす変化(格差や結婚、出生率の低下など)について詳しく述べている。 最後の提言としては「バランスとってこーよ」となるが、個人が個人にとって最適な行動をとる(機会損失しないようにがんばる)結果こうなってしまったわけで、何かしら大きなインパクトがない限り改善は難しそうと思った。
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