新しい学(上)
1件の記録
きたいわなっつ@kitaiwa2026年4月8日買った読み終わった真実なるものからなる自然哲学に対し、確実なるものからなる文献学から得られる視座を語る。確実性とは、社会的事実性のことであり、ヴィーコはこうした確実性から真実性に至ろうとする。ここにおいて、主体はデカルト的個人ではなく、人類史を躍動する詩的記号である。ヴィーコによれば、神の摂理とはライプニッツ原理のようにあらかじめ決められたものではなく、歴史のなかで展開される。こうした発想はのちのヘーゲルにも通ずるものだ。