「ファット」の民族誌

「ファット」の民族誌
「ファット」の民族誌
碇陽子
明石書店
2018年7月31日
1件の記録
  • si
    @si
    2026年5月16日
    「ファット・アクセプタンス運動」ってご存知ですか 私は知らなかった 現代アメリカにおける、「肥満」と呼ばれてしまうような人たちに向けられる偏見や差別の解消(制度的にも個別の生においても)を求める運動、 ということかなと一旦理解しています とにかく痩せているのがいい!という価値観は、最近の日本では少しずつ緩和されているのかな?と感じますが 「肥満=不健康、痩せて健康になるのが義務」みたいな社会の風潮は今の日本にも強くありますよね 私も、もはや意識にも上らないくらいに、それが「普通の考え」だと信じ込んでいたので 読み始めて5ページで「ファット・アクセプタンス運動」の存在を知って、そもそもそういう問題提起が可能なのか、と衝撃を受けました いろいろの問題が絡み合っていて、研究する中での著者の悩みなども書かれていて ひとつひとつしっかり拾っていく著者の誠実さを感じるとともに、一度読むだけで全てを理解するのは難しいなあとも感じるんですが こういう視点、こういう運動があることだけでも、日本でももっと知られたらいいんじゃないかなあと、そしたらもっとみんな楽になるんじゃないかと思います
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