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1冊読むごとに1枚脱皮してる
- 2026年6月29日
- 2026年6月25日
- 2026年6月25日
東京モダン建築さんぽ 増補改訂版下村しのぶ,倉方俊輔読み終わったここで働いたら ここに住んだら 朝、遅刻寸前でこの階段を駆け下りるんだったら 昼、仕事の合間に見上げる天井がこんなだったら 夜、へとへとで帰ってきたときこんな部屋が迎えてくれたら …わくわくが止まらないですね - 2026年6月20日
生きるための図書館竹内哲読み終わったあああ学生時代に知っていればなあ!レファレンスのこととか、、学校図書館や大学図書館でいつでも気軽に使えますよ、っていうアナウンスはよく聞いていた。いたけど、こっちとしては全然気軽じゃなかった。だいぶハードル高かった。何故だったのか???その理由はわからない。だけど、図書館運営サイドから見たら、こちらの心のハードルはたぶんほんとに要らんもんで、、私がすべきだったことは、ほんとにただ司書さんに話しかけるだけのことだったのかもしれない。あーあ。あー。でも、今からでも遅くないか。 - 2026年6月14日
82年生まれ、キム・ジヨンチョ・ナムジュ,斎藤真理子読み終わった読んでいてしんどい そのしんどさが、まるきり創作されたものではなく、私たちがいま居るこの現実を写しとったがゆえのものであることが、なおしんどい - 2026年6月9日
富士山平野啓一郎読み終わった「あり得たかもしれない幾つもの人生の中で、何故、今のこの人生なのか?」(カバー袖の紹介文より) この問いは本当にそう思う、よくもわるくも 5つ短編が入って184ページ、分量としてはコンパクトなほうだと思うけれど、ものすごく濃密で、重かった 誰も彼もに薦められる本かどうかはちょっと考えないといけない気がするけど、私は読んでよかった 間違いなく 日々、些細な言葉を悔やんだり、細かな出来事を奇跡的だと噛みしめたりしながら過ごしているけれど、小説を通して俯瞰してみると、これって本当に細い細い糸を手繰り寄せているような営み、、こんな膨大な数の人生を抱え込んで、よく成り立っているな、世界! - 2026年6月6日
- 2026年5月30日
私と街たち(ほぼ自伝)吉本ばなな読み終わった小学生のときに、夕方の気持ちのいい風を感じながらばななさんの本を読んでいたな…と思いつつ、夕方の気持ちのいい風を感じながら、ばななさんのこの本を読んでいた エッセイだけど、小説みたいでもある 「つまりこれは自伝っぽいある種のフィクションだと思ってくださるとありがたい」(p.9)と著者も書いている でも、なんかもうそういう分け方を超越している本で、 時間空間を超えていろいろな場面に立ち会い、起こっている出来事たちや流れ込んでくるイメージの強烈さに翻弄され、わけがわからなくなっているあいだに、人生ですごく大事なことがささやかれて、小さな子どものように素直に諭されている ようなかんじ ばななさんには一生諭されっぱなし これからも - 2026年5月26日
- 2026年5月23日
短歌って何?と訊いてみた川野里子読み終わった短歌を専門とする「歌人」の著者が、あえて短歌以外の専門を持つ15人と行った対話の記録 自分なりに短歌という詩型と格闘していた頃に知りたいと思っていたことが、きちんと言語化されて提示されていてとても胸熱 散文との違い、五七五七七という「型」がもたらす効果、短歌批評のあり方など… 特に、題材を「自分にとっての切実な課題」として捉え得ているのか、単に「素材」として扱うだけで終わってしまっているのか、そこが問われる、という話(p.345など)、 当時、仲間内の議論の中で、それが言いたくて、でも言語化できず言えなくて、帰り道で泣くほど悔しかったことだったので、今になってでも読めてよかった あの頃の自分がよろこんでいる あと、もしかしたら自分にもまだ詠める歌があるのかもしれない、とちょっと思えた 短歌は自分の手元に置いておくだけでも支えになってくれる詩型だから、下手でもいいからまたやってみればいいじゃん、と もちろんリハビリと更なる勉強は必要になりますが…(そしてそれが大変なわけですが…) - 2026年5月16日
「ファット」の民族誌碇陽子読み終わった「ファット・アクセプタンス運動」ってご存知ですか 私は知らなかった 現代アメリカにおける、「肥満」と呼ばれてしまうような人たちに向けられる偏見や差別の解消(制度的にも個別の生においても)を求める運動、 ということかなと一旦理解しています とにかく痩せているのがいい!という価値観は、最近の日本では少しずつ緩和されているのかな?と感じますが 「肥満=不健康、痩せて健康になるのが義務」みたいな社会の風潮は今の日本にも強くありますよね 私も、もはや意識にも上らないくらいに、それが「普通の考え」だと信じ込んでいたので 読み始めて5ページで「ファット・アクセプタンス運動」の存在を知って、そもそもそういう問題提起が可能なのか、と衝撃を受けました いろいろの問題が絡み合っていて、研究する中での著者の悩みなども書かれていて ひとつひとつしっかり拾っていく著者の誠実さを感じるとともに、一度読むだけで全てを理解するのは難しいなあとも感じるんですが こういう視点、こういう運動があることだけでも、日本でももっと知られたらいいんじゃないかなあと、そしたらもっとみんな楽になるんじゃないかと思います - 2026年4月30日
〈一人前〉と戦後社会沼尻晃伸,禹宗杬読み終わった〈一人前〉ということばを「ある場において、話し合いにより、自分の価値を人並みとして認めてもらい、成員としてふるまうこと」(p.13)と定義し / アクセル・ホネットの「承認」についての議論を援用しつつ / 労働組合や市民運動、NPO、「居場所」などを事例として挙げながら / (前史としての大正期から)戦後、現代まで、「戦後を生きた人びとによる『承認をめぐる闘争』を歴史的に追う」(p.260)試み …とまとめてみたものの、難しかった…! 視点がとてもユニーク そのために有意義であり、少々とっつきづらくもあり、というところなのかな 文章という名の硬いお煎餅をばりばり咀嚼して、思考の顎が鍛えられた感覚 まだ消化・言語化しきれていない部分も多いけど、新しい視点を得ることができたのは間違いないと思う - 2026年4月12日
アイドルについて葛藤しながら考えてみた上岡磨奈,中村香住,香月孝史読み終わった推し活、楽しいけど疲れますよね、なんだかわからないけどモヤモヤしたりもしますよね そのモヤモヤ、こう見たらいいんじゃない? と、ヒントをくれる本 各章でさまざまな視点を与えられて考えるうち、持ち上げたりひっくり返したりしてよくよく調べるうち、モヤモヤがなんとなく形をとってくる (そこから先、深掘りするのは読者の仕事になるのだけれど) 私としてはこのタイトルを見ただけで既に、ああ葛藤してていいんだ、と、救われた気持ちになりました… - 2026年4月4日
誰も正常ではないロイ・リチャード・グリンカー,高橋洋読み終わったこの本で論じられているようなスティグマ、自分はめちゃめちゃ内面化してしまっているし、すぐには逃れられそうにはない でも、確かに突然視界がひらけた 全然、行き止まりではなかった 壁に囲まれた突き当たりにいると思っていたのに、気づいたら高い崖の先っちょに立って四方を見渡しているような (ただし、前に進むには崖から飛び降りなければいけない!壁を崩すことと前に進むことはまた別の話なのであった… ひとつひとつやっていくしかないのである) - 2026年3月24日
いまを生きるカント倫理学秋元康隆読み終わった挙げられている例とか主張されていることには、結構「そうだよな〜」と思ったのだけれど、それがどのようにカント倫理学に基づいているのか、あるいは関わっているのか、論理の部分がちょっと読み取りきれない部分が多かった ただその論理の部分を徹底しようとすると、前提として説明が必要になることが多すぎて、新書の分量には収まらないのかな…とも考えた 「自らが研究している理論を、どのように自身の生き方に反映させているのか」(p.222)を伝えようとする試みは、確かに必要なことだと思うし、私はそれを読みたいとも思う どうしたらその試みがうまくいくのか… 学業を離れてからしばらく放棄してしまっていたことだけど、改めて考えられるかな、考えたいな、と思うきっかけになった - 2026年3月8日
- 2026年3月3日
読み終わっただいたい1990年代から2020年頃までのベネズエラについて、「この時期に何が起こったか」「大統領の人物像」「民主主義」「経済」「外交関係」など、一冊で多角的に読むことができる本 ベネズエラについての予備知識全くなしに読み始めたけれど、かなり理解が深まったと思う もちろん難しく感じる部分はあるけれど(私にとっては特に経済や石油関連のところ)、著者が前提から説明してくれるのでとっつきやすく、読み通すことができた 国際ニュースなどで、何の知識もなしにベネズエラ情勢を見ていて、「なんでそうなるの???」と思うばかりだったけれど、「そういうことだったのか」「そういう経緯があるのか」と思うようになった もちろん、私がそう思うようになったからといって、苦境のベネズエラに何ができるわけでもないのだけれども… この本を推していくくらいしか… - 2026年2月28日
- 2026年2月20日
JR上野駅公園口柳美里読み終わった時間軸も、語り手がいる場所も、定かではない。おぼろげな像を描く端から、どんどん移り変わっていく。 でも、人の意識の流れは、本当はこういうものなのかもしれない。何かを考えていたと思ったら、次の瞬間には別のことを思い出しているような。目の前のものを見ているはずなのに、遠い昔の記憶がなだれこんでくるような。 - 2026年2月14日
ロリータ・ファッション嶽本野ばら読み終わった10代の頃、手の届かない憧れであった、ファッション、そしてそれを着ている人たち… あの頃のときめきは何だったのか、いまなら少し俯瞰で見られるはず、検証したい、という気持ちで読み進んだ が、当時に戻ってしっかりときめいてしまい 結局なんの検証にもならなかったのであった (めでたし、めでたし)
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