ピエール・リヴィエール---殺人・狂気・エクリチュール

ピエール・リヴィエール---殺人・狂気・エクリチュール
ミシェル・フーコー
八幡恵一
千條真知子
慎改康之
柵瀬宏平
河出書房新社
2010年8月4日
2件の記録
ジクロロ@jirowcrew2026年5月18日読んでる驚嘆に値する記憶力に恵まれているリヴィエールは、彼が読んだ本のなかからいくつか模範となる例を引き出したようなのですが、しかしそれらは自分の行為を正当化するか、あるいは自分が人々の目に栄光に包まれた者として映るために好都合なものばかりでした。彼が殺人を体系的に考案し、犯罪実行のために一つの論理的な筋道をこしらえるまでになったのも、その知性の目に余る堕落によるものなのです。 (p.85) 「都合のよさ」とは、ある意味で「美」なのかもしれない。 歪めることで、主観的な「美」となる場合。
