副音声

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昼寝ねこ@hiruneko2026年4月17日読書メモ感想書評で興味を持った小説が予想以上に良かった。タイトルの副音声とは視覚障がい者を音声で補助するシステム。設定が面白いし文章も読みやすい。推理ドラマのような展開に思わず引き込まれた。作者が脚本家なだけあって映画やドラマのように『絵』が見えてくるのが良い。登場人物と一緒に美しい函館の景色を存分に楽しんだ。そして満開の桜のトンネルの先で初めて出会う二人のラストシーンに感動した。いろいろな伏線が回収しきれていないようなので続編があればぜひ読んでみたい。 福山雅治と大泉洋のドラマ『ラストマン』でも盲目の刑事が小型アイカメラで認識した周囲の状況をAIが教えてくれるシステムを使っていた。この小説では人間が補助しているが、AIの進化で実用化もかなり現実的になってきたのではないだろうか。