花冠―呉茂一訳詩集

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一年とぼける@firstareethe2026年4月22日かつて読んだ『LGBTQ+の歴史』に古代ギリシャの女性詩人サッフォーの名前がよく登場するので、サッフォーの詩も載っているこちらの本を思い出した(実際に読んだのは岩波文庫版です)。 訳者の呉茂一が擬古文まで奮って暴れ回っていて、一種の奇書。訳によっては枕詞に掛詞まで出てきたりして、翻訳なのか創作なのか判別はもはや不可能。 サッフォー読みたくて読んだはずなのに、サッフォーの印象よりもむしろ翻訳の印象の方が強くて、サッフォーの詩はどんな感じだったっけ?というのも思い出せないくらい。 サッフォーに興味がある、という人にはおすすめしませんが、翻訳という行為の自由について芸術全振りで体感したい!というのならば、読む価値は大きいかも…?
