1809ナポレオン暗殺 (文春文庫 さ 32-1)

1809ナポレオン暗殺 (文春文庫 さ 32-1)
1809ナポレオン暗殺 (文春文庫 さ 32-1)
佐藤亜紀
文藝春秋
2000年8月1日
2件の記録
  • とろん
    とろん
    @toron0503
    2026年4月27日
  • とろん
    とろん
    @toron0503
    2026年4月24日
    佐藤亜紀のファンなので、独特の一人称やパスキ大尉、ウストリツキ公爵のダークな魅力(なんとなく鶴見中尉っぽさがある…)、オーストリア貴族の描写(『バルタザールの遍歴』でも感じたような)を楽しんで読めた。 ただ一方で、歴史的な注釈や補足が何もないので、予備知識がないといったい何が起こっているのか…どういった戦争なのか、主人公はどういった状況なのか、1809年はどういう年だったのか、などがないと十全に楽しめるかは難しい気がする。『黄金列車』や『ミノタウロス』には地図くらい付記されていたのだけれど、今作はそれもなかった。 予備知識がないとストーリーに置いていかれるのは歴史物・戦記物の宿命なのかもしれないけれど、これまでの佐藤作品ではwikiなどを調べないと何が起こっているのか解らない、みたいな状況はあまりなかった気がする。…と、いろいろ書いてはいるけれど、自分は結局佐藤亜紀のファンなので面白かった。 あと佐藤亜紀の描く男性は、だいたい女で身を持ち崩すのも興味深いなと思う。
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