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とろん
とろん
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@toron0503
読んだ端から忘れていってしまうので、はじめてみることにしました。
  • 2026年3月31日
    殺し屋の営業術
  • 2026年3月31日
    川のある街
    川のある街
  • 2026年3月31日
    千夜曳獏
    千夜曳獏
    特に好きだった歌を、 点けないで。月でいいから。ブラインドずらすため伸びてく腕、僕の 人生が何度あっても間違えてあなたに出会う土手や港で 耳鳴りは竜の泣き声、大切にされずに育った灰色の竜 擦り切れるまで聴いている、雨の音ええなあ、というあなたの声を 花束を一度ボンネットへ置いた、遠くへ言葉を飛ばそうとして
  • 2026年3月31日
    侍女の物語
    侍女の物語
    長いあいだ積読だったのだけど、なんとなく読みはじめた。本に呼ばれたような感じというか、現在の社会情勢と合致するところが多い…ギレアデ共和国はイラン、ロシア、ナチス時代のドイツなどの特徴があるけれど、核戦争?後のアメリカがテロリズムによってディストピアになった姿でもある。アメリカも一歩まちがえば、敵対する国々と同じ価値観になる可能性を示唆しているようだった。 ギレアデ共和国の文化や教義はオリジナルなものはなくて既存のもののコラージュであることも興味深い。かなり残酷な場面であった終盤の「共同制作」ですら、シンポジウムで諸外国であった風習であることが明かされている。 このシンポジウムの章が効果的なのかはあまりよくわからない。ギレアデ共和国が滅んだことは希望ではあるけれど、元ネタというか舞台裏を最後に見せられている感じがして…読み手にぜんぶ委ねてしまっても良かったのではと思う。 オブフレッドは「受け身」とされているが、自分の発言や言葉の選び方に慎重で、かつ男性と駆け引きをして、闇市の品を手に入れたりと男性を「操縦」している印象だった。 ただオブフレッドがニックと逢瀬を重ねる展開は、娘に会いたいという気持ちも忘れてしまったようで、若干の腑に落ちなさがあった…しかし「わたしは娘の影になった」という一文から、娘に忘れられたから自分も忘れようとしているようでもあり、「からっぽ」を欲で満たそうとしているようでもある。 政府に対してレジスタンスな活動をしている(していた)モイラや母親と対比させる意味もあるのかもしれない。 続編の『請願』ではリディア小母が語りになる章があるらしく、非常に気になるところ。
  • 2026年3月20日
    探偵小石は恋しない
    めちゃめちゃ面白かった。 会話がかなり多いのだけど、テンポが非常に良くて、ただだべっているような中だるみ感が一切ない。漫才をテーマにした小説も書かれているようなので、こういった掛け合いが得意ということもあるのかもしれない。 伏線の張り方、違和感の配置の仕方も絶妙だった。ミステリを読んでいるとたまに、そんなにわざとらしくなくても読者は気づくので…というような部分が出てくるのだけれど、この作品はその塩梅がとても良かったと思う。読者を信頼して手渡してくれている感じがあった。 ミステリを普段からわりと読んでいるので、作中に散らばった往年のミステリネタもたまらない…夢水清志郎ネタや乙一の『GOTH』(ふんだんに叙述トリックが駆使されたミステリなのでさりげない伏線だったのかも…)が出てきたのも嬉しい。でも、そのあたりのネタを知らなくても全然楽しめると思う。
  • 2026年3月20日
    千夜曳獏
    千夜曳獏
  • 2026年3月17日
    西高東低マンション
  • 2026年3月13日
    奈良千夜一夜物語 (角川書店単行本)
    前作『今昔奈良物語集』が面白かったので今回も楽しみだった。 個人的には『逆杜子春』が好きだった。テンポ良く進むし「メガロポリス橿原」の描写にじわじわきた。 十津川村に関して詳しくなれる、メリーさんの話も良かった。 十津川村は東京23区以上の面積があり、村としては日本一の広さだけれど人口は約2,500人。十津川村へ行く手段はバスか自家用車になり、新宮バスだと(これも日本一長い路線バス)6時間半かかる…奈良県の南はほぼ山しかないとは聞いていたが、自分はまだまだ奈良県を知らないと感じた。 前作は意外とうっすら怖かったり、バッドエンドっぽい結末もあったのだけど、今作は釆女の話以外はハッピーエンドにまとめてあったように思う。 先日書店でサイン会があり、写真はその帰りに猿沢の池を聖地巡礼してきたもの。
    奈良千夜一夜物語 (角川書店単行本)
  • 2026年3月13日
    平場の月
    平場の月
    ヒロインが亡くなる、という設定のストーリーは多々あるけれど、これはその弱っていくさまやお金のことがリアルに書かれているところが良かった。しかも「大腸がん」なので、どうしても避けて通れない排泄の問題を描いていて、死や病をきれいなものとして糊塗しないところもすごいな、と思う。 冒頭で既に須藤の死とその少し前に別れたことが示唆されているので、たぶんどこかで仲違いしてしまうのだろうな…と展開が予測できてしまった。ミステリなどではないので、展開が予測できても問題はないのだけれど。 あと、三人称ではあるけれど、わりと癖のある文体だと思う。一人称よりの三人称というか、感情をのせた三人称というか…太宰の『走れメロス』の三人称を髣髴とさせた。苦手というほどではなかったが、どちらの会話かわからなくなる部分がある。独特のテンポ、ともいえるのかもしれない。 自分も平場の人間ではあるけれど、青砥も須藤もどこか「遠さ」を感じた。 彼らの感情の機微だけでなく、地元に帰ってまた10代のコミュニティに戻って生活をしている、自分とは別種のしぶとさがまぶしいからかもしれない。 印象深かったのは、大腸がんが発覚してからの須藤がアブラナ科の野菜ばかり食べている描写。 50代で、ひとり暮らしで、自分のせいともいえる出来事でお金はほとんどないなか病が発覚して…という状況でキャベツをひたすら食べるシーンは、強さよりやはり悲しさが際立つ。
  • 2026年3月8日
    正しい家計管理
    少し前に『50歳からのミニマリスト宣言!』という本を読んでいて、その作者がこちらの本を読んで実践しようとしたが当時は挫折してしまった…ということが書いてあった。偶然だが、同時並行でこれを読んでいたときだったので特に興味深く読んだ。 ちなみにその作者がその後読んだという、横山光昭『年収200万円からの貯金生活』はわたしも読んだことがあって、現在も家計簿のつけ方のベースにしている。 そういう事前情報がありつつ読んだこともあるが、この本は確かに挫折させるな…と思った。「正しさ」は「厳しさ」でもあるように思う。 基本的にダブルインカムの家計は稼ぎを合算して双方おこづかい制にする、という方法なのだけど、夫婦間の価値観の擦り合わせ…「〇〇費」には何を分けて何を自分の私費から出すのか、というやり取りでだいぶメンタルが削られそうな気がする。そのあたりのケア的な方法に関して丸投げなことがやや怖い。双方ともにお金に関して「危機感」と「価値観」を持っていないと続かないと思う。 家計簿が手書き推奨なのは使った・貯まった実感を得るため…というのは理解できるのだけど、この家計簿のやり方は手計算する部分が多くて、計算ミスに繋がる気がする。 入金口座と出金口座を分けて、引き落としの際は入金口座に入れてから出金口座に入れる。手元現金が余った際は入金口座に入れる…などのルールは口座移動の手数料がかかるし、小銭を入金する場合は銀行に直接行く必要もありそうなので、文章上ではあっさり書いてあるがなかなかストレスが多そうだと感じた。 そういう意味では、ひとりで徹底的にストイックにやるには向いているかもしれない。 ひとり暮らしでそれなりに収入があるのに、月末になったらほとんど手元にない。謎の固定費が多めだったり、つい使ってしまうタイプのひとなど。 また、この方はあくまで会計士であってファイナンシャルプランナーではないのだな、ということを感じさせる箇所がいくつかあった。「銀行の短期の定期預金は推奨」「投資は元本割れする危険があるのでNG」「預金を増やす」という考え方など。 この本自体が2013年に出たものなので、まだうっすらデフレの空気感があるのも一因かも。今だと口座に現金をたくさん置いておくよりもNISAで投資信託で積立1万円などが負担のないかたちだと思う。 ただ、この本には改訂版があるらしいので、そちらにはもしかするとNISA制度などが組み込まれた内容になっていたりするのかもしれない。 個人的には、横山光昭『年収200万円からの貯金生活』のやり方が断然つづけやすいと感じた。
  • 2026年3月3日
    50歳からのミニマリスト宣言!
    この方のブログとnoteを読んでいたので、以前から気になっていた本。確か少し前に離婚されて、それに沿った内容に手を入れてもう一度本にまとめられたということで、ブログ読者としてはかなり入りやすい内容になっていた。 「物を持たない」ということは脳のリソースを増やして考える時間を増やすということなのだな、と改めて実感した。「ていねいな暮らし」というのはなんとなく、時間をかけて料理してみたり、掃除してみたり…みたいなことを想起しがちだけれど、実はそういうことなのだと思う。ひとつのものを大事に使ったり、今あるもので工夫したりということであって。 また、これは作中では書かれていない部分ではあるのだけれど、「ミニマリスト」になるには孤独に耐える力を身につけていく必要があるとも感じた。モノに囲まれていると、漠然とした安心感があるわけで。 それだけでなく人との集まりに着ていく服を削ったり、大勢で集まってする趣味を減らすことは、自然と集まり自体を削ることに繋がる。そういった集まりが「必要」かどうかであればそれほどであることも多いが、うっすらさみしい気持ちを埋めてくれるものでもあるので、そういった付き合いを止めることは必然的に自分の孤独と向き合うことにもなるのではないか。 しかし、人間いつまでも誰かと共にいることも実際難しく、そういう意味でこの本のタイトル「50歳からのミニマリスト宣言」大いに的を射たものだと感じる。 あと、これはミニマリストに限ったことではないが、健康・体力・筋力は大事だなとも思った。ミニマリストになるまでの要・不要を峻別する決断はメンタル以上にその力が要りそうだし、メンタルはだいたい健康や体力に影響される。 家族と暮らしているので、自分と関わりのないものをたくさん捨てたくなるときがある。けれど、まず自分のものやキッチンや洗面所を整えるだけでも大いに感じ方が変わりそうだ。また、脳の断捨離としてのブレインダンプをつづけていきたい。それと筋トレも。
  • 2026年3月3日
    われら闇より天を見る 上
    われら闇より天を見る 上
  • 2026年3月3日
    探偵小石は恋しない
  • 2026年3月1日
  • 2026年3月1日
  • 2026年3月1日
    侍女の物語
    侍女の物語
  • 2026年3月1日
    平場の月
    平場の月
  • 2026年2月28日
    ザ・ロード
    ザ・ロード
    桜庭一樹さんや奇書イさんがおすすめしていて、以前から気になっていた。 おそらく核戦争?後のアメリカを舞台にしていて、人類は復興する兆候もなく死に絶えてゆく途上にある。建物は灰と雪におおわれ、樹は枯死し、食物は文明が死滅する前の缶詰などを探し当てて食べるしかない。 ごくまれにすれ違うひとは追いはぎか「食料」で、お互いを助け合おうとするフェーズはとうに過ぎてしまったという感じ。救いはない。 父子はそんな世界で少しでもましな冬を越すために、徒歩で南を目指している。 といっても『少女終末旅行』のような明るい絶望という感じではなく、ふたりの見る風景すべてが「生きているのが苦しい」という変奏曲のような道程だ。それは絶望のハイエンドであるはずなのに、文章にされるとなぜかひどく美しい。 核戦争後に生まれた息子は荒廃した世界しか知らないにも関わらず無垢で、行きずりの人を助けようとしたり、追いはぎを許してやってほしいと父に頼んだりする。 そんな息子は父にとって神であり宗教であり、自分の心なのだと思う。 括弧を使わない独特の文体も、この世界観に非常に合っている気がした。ずいぶん前の刊行ではあるけれど、今年出会えて良かった1冊。
  • 2026年2月19日
    失われた貌
    失われた貌
    今年の本屋大賞でノミネートされていて気になった1冊。 帯の推薦文で恩田陸・米澤穂信・伊坂幸太郎からミステリとして絶賛されているけれど、ミステリは風味づけというか、刑事が主人公のヒューマンドラマのような雰囲気があった。 個人的には主人公の刑事・日野の刑事としてやや逸脱している行為(作中でも言及されていたが…)が、気になりすぎてしまった…。 酒を飲んで帰宅する途中、八木のアパートで鑑識が見落とした証拠品を拾うくだりは大いに突っ込みを入れたかった…鑑識が見落として酔っ払いは見つけられるという展開…。 その他、細かい部分ではあるが事情聴取に来た人に手土産を持参したり、家の仏壇に花を供えたり(これは部下の方だけど)と警察がそういう行為をしていいのかはかなりモヤっとさせられた。 同僚が家の中で娘(といっても成人済)を殴ったとして還暦過ぎと思われる父親を逮捕するくだりにもやや疑問があった。家庭内での暴力を現行犯ではなく逮捕できるのだろうか。 作中の父親の状態から、必要だったのは逮捕による拘束ではなく、医療と福祉だと思うのだけど…逮捕後に地域の福祉団体に繋いではいるが、それでも逮捕は必要なかったのではないか…。 ただ、作者として描きたかったのはそういった謎説きや警察小説としてのリアルさではなくて、事情聴取とは違う顔を見せるバーの店主との会話や、犯人の子どもに自分の子どもを重ねてしまう人間的な面のようにも感じた。そして自分はロジカルで整合性のあり、それでいてリアルさは担保された世界をミステリに求めてしまっているので、こういう印象を受けたようにも思う。 もっともそれは、帯文のミステリとしての打ち出し方や、期待値を上げてしまうタイトル(古今東西の顔の無い死体のトリックやホワイダニットをどう超えてくるのか)にもよるのかもしれない。
  • 2026年2月18日
    会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方
    実際の財務3表を使っての解説はほぼなくて、それを解りやすい図にしたものを使って「財務3表から何が読み取れるか」ということを解説してくれている本。 面白かったけれど、この本で決算書が読めるようになるかというとかなり違う気はする。 どの項目からどんな企業の状況が解るのかを教えてくれるというか…しかしどちらにしろ決算書だけで会社を読み解くのは難しく、事前に会社の業務内容やその年に合併などの大きなトピックスがあったかなどを頭に入れておく必要はありそうだった。 本格的に勉強をはじめる前に読んでおくといい1冊という感じかもしれない。
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