

とろん
@toron0503
読んだ端から忘れていってしまうので、はじめてみることにしました。
- 2026年2月12日
失われた貌櫻田智也読んでる - 2026年2月10日
禁忌の子山口未桜読み終わった本書より先に鮎川哲也賞受賞後のインタビューを先に読んでいたので納得感があったが、それでもやはり作品全体から有栖川有栖作品(特に火村&アリスシリーズ)過ぎる印象を受けた。 とはいえ、その「雰囲気」は火村&アリスシリーズの初期の頃のもので、近年の同シリーズから得られなかったエネルギーがあって、その作品をめちゃめちゃ好きだった頃の自分を思い出させてくれた。 作者とわたしはほぼ同世代で、関西出身。しかも『活字倶楽部』という雑誌で有栖川作品にはまったらしく、はまり方もわたしも全く一緒だった。あの頃の活字倶楽部の特集のあれこれについて勝手に語り合いたくなった。 また「名探偵は『さて』…という言葉で謎解きをはじめるらしいよ」という城崎のセリフ、これははやみねかおるの『夢水清志郎シリーズ』からだろうか。はやみね作品がこういう引用のされ方をするのははじめてのような気もして嬉しい。もちろん、夢水の方も古典ミステリのセリフのパロディな可能性はあるけれど…そういえば城崎のハラペコ属性や「幸せになるように事件を解決する」探偵なのは夢水清志郎っぽさもある。 真相の後味の悪さはそれなりにあるものの、綺麗事でまとめずに最後まで描き切ったラストはとても良かった。 - 2026年2月10日
ザ・ロードコーマック・マッカーシー,黒原敏行読んでる - 2026年2月1日
禁忌の子山口未桜読んでる - 2026年1月31日
マルチの子西尾潤読み終わった『愚か者の身分』が面白かったのでこちらも読んでみたけれど、こちらも面白かった。…これを読むと槇原希沙良は過去にマルチにハマっていたので、その返済で闇バイトをしていたのかもなあ、と思うなど。 西尾潤は「その部分こんなに細かく書く?」ってところがあって、真面目なシーンなのでそれが逆に可笑しかったりするのだけど、今作もそういうシーンは健在だった。往復の電車賃の金額を10円単位でとか、居酒屋で出されるメニュー全部描写していたりとか。 マルチの内情もだけど、心理描写も良かった。 真瑠子はゴールドとして大会で表彰されたので、「成功体験」として刷り込まれているけれど、実際はゴールドへの昇級条件の初月は1件自爆営業しているし、その翌月に3件自爆してゴールドになっている…「成功」しているとは言い難いのに大会での高揚感に上書きされて、マルチで自爆を繰り返しているんだろうな…。 このまま家族を大事にしながらマルチから距離を置くのかと思わせる流れからのラストは意外性があってとても良かった。…ただ、個人的にはネットに個人情報を晒されてからの「地獄のような日々」もモノローグではなく書いてほしかった気がする。 - 2026年1月31日
カフェーの帰り道嶋津輝気になる - 2026年1月31日
マルチの子西尾潤読んでる - 2026年1月31日
ようこそ、ヒュナム洞書店へファン・ボルム,牧野美加気になる - 2026年1月20日
ぼくの死体をよろしくたのむ川上弘美読み終わった川上弘美の短編集。『水声』あたりまではリアルタイムに追えていたのだけど、なぜか近年ぜんぜん手に取れておらず…どれも10ページくらいなのに、世界観の広がりがすごい、というか…。 好きだったのは『なくしたものは』、『ルル秋桜』、『二百十日』…『二百十日』の作中でその時候について直接出てきてはいない。でもそういえば川上弘美は別の短編集のセリフのなかでも「もうすぐ二百十日だね」というセリフが出てくるので、好きな時候(俳句をされているので季語?)なのかもしれない。 『廊下』は読んでいると謎に涙が出てくる。淡々と女性の半生とその折々の不思議な出来事が綴られていて、それも、10ページ弱の話なのに…改めて川上弘美好きだなと実感した。 - 2026年1月19日
季刊日記 創刊号こだま,ネルノダイスキ,ドミニク・チェン,pha,伊藤亜和,初見健一,前田隆弘,北尾修一,古賀及子,こうの史代,品田遊,図Yカニナ,堀合俊博,大森時生,安達茉莉子,小沼理,尹雄大,山本浩貴,東直子,松浦弥太郎,林健太郎,柚木麻子,柿内正午,桜林直子,植本一子,武田砂鉄,浮,ピエール瀧,牧野伊三夫,猪瀬浩平,福尾匠,竹中万季,荘子it,葉山莉子,蓮沼執太,藤原辰史,蟹の親子,野村由芽,金川晋吾,鳥トマト読み終わった昨年12月に買っていたものを少しずつ読んでいて、ようやく読み終わった。 日記なので細切れに読んでもストレスがなかったし、一日のルーティンの中に取り込めて心地よかった。 「25人の1週間」の日記はどの方も面白かったが、東直子さん、こうの史代さん、蓮沼執太さん、北尾修一さんの日記が好きだった。 ピエール瀧(さん付け迷う…)の日記がなんというか「普通」で音楽や俳優をやっているときの顔とギャップが合ってびっくりした。でもなんか良かった。 2025年7月5日の予言の話が多くの人の日記や特集ページで挙げられていたが、まったく知らなかった…周りに騒いでいるひともいなかった気がする。自分が地方に住んでいることもあるが、後から聞いて、その予言が起こらなかったというよりも今の自分の環境にほっとさせられた。 植本一子さん、phaさんの日記本が好きなので対談が嬉しかった。おふたりの東京文フリに関する実感は自分も近年感じていたことなので、やはり文フリは地方の方に出そうかという気持ちになる。 こういった分厚い文芸誌を一冊読み通したのはひさびさなので、次号も楽しみだ。 - 2026年1月10日
往信佐々木朔読み終わった特に好きだった歌を、 いちめんに銀杏つぶれラブコメの最後はかならずラブが勝つこと 非常時のことしか話さないきみだ僕は非常時には逃げるのに 朗読をかさねやがては天国の話し言葉に到るのだろう 三人組の三人目でもかまわない覚悟で冬の果樹園のぼる ポプラ並木あゆめばとてもとおくから来た彗星のようなきもちだ - 2026年1月10日
ブレイクショットの軌跡逢坂冬馬読みたい - 2026年1月6日
ロゴスと巻貝小津夜景気になる - 2026年1月4日
百年文通伴名練読みたい - 2026年1月4日
BUTTER柚木麻子気になる - 2026年1月3日
蟻の棲み家望月諒子読み終わった会社の同僚が貸してくれた本。予備知識がなく買ったようでシリーズものの5作目だったのだけど、ここから読み始めても支障なかった。 でも木部美智子がなぜ、フリージャーナリストという立場で「雑誌には載せない」と約束したうえで、事件の真実に辿り着こうとしているのか、その熱量はここでは解らない。なので前4作もかなり気になっている。 構成というか展開が面白くて、久しぶりに明け方まで読みふけってしまった。残り3分の1を残した状態で逮捕になるのだけど、そこからの展開が特に。 ひとりめの男を殺したアリバイを見せながら、長谷川の同情を削いでゆく描写がつづき、読み終わる頃には完全に吉井に肩入れしてしまっている自分がいた。作者の思惑通りだったと思う。 殺害された女性ふたりや野川愛里は『みいちゃんと山田さん』のみいちゃんのような状況。愛理の母親は実際、みいちゃんの祖母とも状況が近い。 おそらく医療と福祉が必要なパターンなのだけど、本編ではそこまで踏み込んでいない。もっとも、本題はそこではないからということで、作者はしっかり取材や資料に基づいて、そういう問題があると認識して書いているとも感じた。信頼できる書き手だと思う。 - 2026年1月3日
愛は時間がかかる植本一子気になる - 2026年1月3日
愚か者の疾走西尾潤読んでる@ 自宅同僚が貸してくれた本。最近社内で本の貸し借りが流行っている(?)ので、ふだん読まないジャンルの本を読めるのが楽しい。 前作『愚か者の身分』が面白かったという感想を伝えたところ、こちらも貸してくれるなど…ただ、半分くらい読みましたが、そこまで事件らしいことは起こっていない感じ。前作がかなりその後どうなったのか気になる終わり方をしているので、それにオチをつけていくのかな、と。 『愚か者の身分』も面白かったので、そちらの感想も、また後日書いておきたい。
- 2026年1月2日
檸檬荘土居文恵読み終わった特に好きだった歌を、 砂浜に残る足跡そのすべてがもしももしもという字に見える 生ぬるく大きな鴉に被さってビールに何度も口づけをする 遮断機は微かに虹の輪郭を追いつつ今日も世界を分かつ 発語なき嬰児の口へ灯のようにスイカを一切れのせる ハンドベルの残響はそっと心臓のあたりに触れさせて殺します - 2026年1月2日
愚か者の疾走西尾潤読み終わった『愚か者の身分』から4年後の話。確かに前作では春翔の件や、マモルの行方などその後がどうなるか気になる展開だった。 前作とかなり温度差はあって、クライムノベルではないけれど、こういう後日譚があって良かった。特にラストの、タクヤの現在の見え方を問いかけるラストには救いがあって、いい終わり方だった。 前作でも感じたのだけど、サブキャラや設定をかなり細かく決めて書く人なのかもしれない。 あと、異様に詳しい食べもの描写も健在。前作はもっと緊張感あふれるシーンや逃亡中であったりするのにそういう描写が挟まれるので、そのギャップにじわじわきていたのだけど、今作はそれがわりと自然に溶け込んでいた気がする。
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