映画で読み解く イギリスの名門校(パブリック・スクール)~エリートを育てる思想・教育・マナー~ (光文社新書)

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キイチ@Mt_19242026年7月31日読み終わったパブリックスクールについて知るために購入したうちの1冊。 パブリックスクールにて置かれる役職や入学可否についてのシステムなど、分からないまま関連書を読んでいる部分がかなりあったので、色々と知識の穴を埋めていただき助かった。 ただし、パブリックスクールについて既に悪い面も含め何冊か読んだ後に紐解くと、良い面に非常に偏って光が当てられていることが気になる……。 暗い面にスポットを当てた章もあるものの、ほぼ昔の過ぎ去ったこととして扱っているというか。 取材して聞き取った内容について、著者が素直すぎるような……「外部の取材に対しては無論そういうポーズを取るだろうな」と思うようなフレーズに対して、あまりにも無邪気すぎるように思ってしまった。 それを専門としている研究者に対してこんな風に見ては失礼かもしれないけれど。 あるいは敢えてポジティブな面に極端にフォーカスしているのかもしれないなどと。 知識の穴を埋めてもらったとは言ったけれど、誤植が目立つことと、断定を避けている言い回しが多いこともあり、本当に信じて良いかブレーキがかかる。 推定を断定のように書かれるより良いし、どのみち典拠は2つ以上当たることになるけどね。 読み物として楽しみ、概観として理解するには良いのかなあ。 枝葉の先まで今すぐ飲み込む気にはなれなかったので、後々他の資料や最悪パブリックスクールへ問い合わせたりして理解を深めた上で、本書がほぼほぼ正確だったらお詫びします……。