新装版 「原因」と「結果」の法則

新装版 「原因」と「結果」の法則
新装版 「原因」と「結果」の法則
ジェームズ・アレン
サンマーク出版
2024年12月6日
1件の記録
  • ずんだき
    ずんだき
    @zundamochi
    2025年3月21日
    ◎買ったきっかけ 本屋さんの入り口で『聖書に次いで読まれ続ける』というフレーズで目立つように置いてあった。約120年ほど前の本と知り、長い間多くの人に読まれ続ける作品なら何か刺さるものがあるのかもしれないと思い購入した。 ◎全体の感想 良い意味で抽象的に表現されていたので、読む時に抱えていた思いや状況によって響く言葉は異なりそう。おそらく読む人や時代によっても感じることは違う故にロングセラーで世界中で読まれ続けているのだと思う。今日読んだときに思ったことと、5年後読んだときに感じることが違うと思うので、今日響いたことには付箋を貼った。 また約1世紀前の文章を現代語訳されていることから、所々に聖書的な表現のされ方を感じて懐かしい気持ちになった。現代日本語らしさはあまりなく、よくあるビジネス的な啓蒙書とは異なる。 ◎心に残ったこと 『環境と戦うことをやめ、それを、自分のより急速な進歩のために、また、自分の隠れた能力や可能性を発見するための場所として、有効に利用しはじめます。』(p.41) ⇨生活している場所、仕事内容や職場、大きくは社会に対して不平不満を言うことは簡単だが、それでは何も変わらないのでそこで何を見つけるか、身につけるかが大切。今の仕事に対して楽しいと思うことはないけれど、何が自分の強みか、それをどう活かすかを考えいきたい。 『自分の思いは完璧にコントロールできます。』(p.45) ⇨置かれた環境を変えることは出来ないけれど、そこでどう思い行動するかは自分で変えられるということ。渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』の教えと似ている思った。また起こった出来事や他人の思いをコントロールすることは出来ないから、自分の感じ方を変えることで苛立つ気持ちなどを抑えたい。 『目標の達成にくり返し失敗したとしても、それを通じて身につけることのできる心の強さは、真の成功』 『大きな目標を発見できないでいる人は、(略)目の前にある自分がやるべきことに、自分の思いを集中さて向けるべきです。』(p.64) ⇨人生で成し遂げたいことが見つかったときには、失敗を恐れずにそれから何を学べるかを考え続けたい。大きな目標はないので、今の仕事でやるべきことから目を背けず、投げ出さずに向き合う。 『理想を抱くことです。そのビジョンを見つづけることです。』(p.86) ⇨来月からの新しい年度は理想像を見つけたい。それを叶えるために何をしたら良いかを考える。言うのは簡単だけど、見つけるのは難しい。日常の中で小さな理想とかを見つけてメモに残し(いつも思ったことを忘れるから)、そこからまた考えることが良さそう。 『表にあらわれた「結果」だけに目を奪われ、その背後に存在する「原因」を見ようとしないために、あらゆる成功を、幸運、運命、あるいは偶然などという言葉で片付けようとしています。』(p.93) ⇨今成功している人、楽しそうな人は偶然そうなったわけではなく、そこに行き着くために苦難を乗り越えたり、取り組んだりしてきたからこその結果。偶然はなく、必然的な結果。自分の結果は良くも悪くも自分が原因だと思うので、理想の結果に辿り着くために選択し行動することが大切だと学んだ。
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