ポワロシリーズとノンシリーズ以外は読んだことがなく、今回初めてミス・マープルが出て来る本を読んだ。短編だからかな、やはりあまりミス・マープルが愛せない。理由は、何かわからないけども、ホーソーンシリーズのトニーと同じ感じのモヤっとした嫌悪がある。個人的な理由なんだろう。深掘りはしない。 　推理小説の短編は、読み慣れていないので登場人物の把握に少し手間取る。読み進まなかったのは、頭が疲れてしまったから。 最後のグリーンショアの阿房宮は、相関図を書き出して頭を整理した。なかなか面白かった。 　ポワロを読んでいると、イギリス料理がよく出て来る。私はイギリスの料理を食べたことが無いけれど、まずいと言われているのが嘘みたい。本当に美味しそう。牡蠣のスープ、七面鳥に栗が詰まった焼き物、ミンスパイ、プラムプディング、はあーーー！食べたい。 　機会を見つけて、アガサ・クリスティの『アガサ・クリスティの晩餐会』を読もうと思う。