もうこれ以上新しい情報は見たくないけど活字を読みたいときの必殺技、再読。去年この時期にシリーズ3部作を読んでとてもよかったなと思い出して引っ張り出した。去年自分が貼ったふせんの箇所を眺めて、そのときとは違う環境の中でいつのまにか近視眼的になっていることにはっとさせられて、楽になった。読書アプリにハイライト機能みたいなのがあっても面白いなと思った。もうあるかな。

湯船に浸かりながら、1インタビューを読むのがちょうどよかった。カルチャー関連に興味があるとはいえ、ディグりきれていないので知らない作品がほとんどで、興味の幅が広がった。アウトプットするときに何を大切にしたらいいのかというのはリフレクションや情報収集をしながらどんどんアップデートしていく必要がある、インプットするときは自分が何に与しているのかという視点を忘れてはいけないといったことが語られていた印象。

分かっているようで変遷まで理解していなかったので大局的なところを掴めてよかった。嬉々として、もしくは産みの苦しみ的な感じで意義があると信じて〇〇モデルなどを使うことを懐疑的に感じていたので、そのあたりを俯瞰するきっかけになった。