装丁家・坂川栄治の仕事とその時代

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gato@wonderword2026年7月31日ぱらぱら読んだ坂川栄治さんが亡くなった際、一番最初にパッと思い浮かんだのは『わたしを離さないで』だったんだけど、こうしてお仕事を振り返ると海外文学で本当によくお世話になっていた。特に国書刊のものと北見隆イラストのカルヴィーノ。 アンジェラ・カーター『夜ごとのサーカス』、ジョン・クロウリー『エンジン・サマー』、マイケル・オンダーチェ『ビリー・ザ・キッド全仕事』、ブルース・チャトウィン『ソングライン』……。書影を目線で撫でながらうっとりしてしまうラインナップ。 そして、本当に本当に大好きな福武書店版スティーヴン・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』の装幀が坂川さんだったと初めて知った。『エドウィン』はこの福武版、フォコンの写真を使った白水社版、河出文庫版と三種あるけど、福武版がずっと好き。






