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gato
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@wonderword
英語勉強中
  • 2025年8月25日
    Martyr!
    Martyr!
    282pまで。やっっっっっっっと核心に入ったけど、遅い、遅すぎるよ!!!!!!!!!
  • 2025年8月23日
    去年、本能寺で
    う〜ん、面白かった。こうなると全てを『コード・ブッダ』軸で考えてしまうというか、『コード・ブッダ』ではマーラのポジションである「教授」(軍事AI)サイドのお話として理解した。信長幻想の例として真っ先に宇月原晴明の『信長 あるいは戴冠せるアンドロギュノス』への目配せがあって小躍り。 『コード・ブッダ』軸とはまた別に、まさか円城さんがこんな澁澤龍彦21世紀版みたいな、アナクロニズムを弄り倒しまくった幻想歴史小説の書き手になるとは思ってなかったという喜びもある。一番好きなのは「タムラマロ・ザ・ブラック」。
  • 2025年8月20日
    ムーンシャイン
    表題作「ムーンシャイン」を読んでしばらく寝かせていたが、「遍歴」「ローラのオリジナル」を読む。どちらも『コード・ブッダ』のプロトタイプのように思える。画像生成AI利用者の倫理観をめぐる「ローラのオリジナル」は完全に今の話で、テッド・チャンの「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」や飛浩隆の『グラン・ヴァカンス』の未来は目と鼻の先だと突きつけられる。
  • 2025年8月20日
    去年、本能寺で
    おもしれっ
  • 2025年8月18日
    A Ghost in the Throat (English Edition)
    92p、第5章まで。かなり面白い。今はエイブリンの生まれ故郷を訪ねて円形の砦を彷徨ったりしているところ。詩人へのオブセッション、過度の共感というかもはや憑依、出産にまつわるトラウマ。キャロル・エムシュウィラーの短篇「石造りの円形図書館」を思いだす手触り。あれも強烈だった。
  • 2025年8月16日
    Martyr!
    Martyr!
    165pまで。やっと全体の折り返しに辿り着いたけど、まだ面白いともなんとも言い難い。ただ14章でOrkidehが語った鏡の譬え話によって、この小説で何をやろうとしているのかはわかった。Cyrusのことがあまり好きじゃないんだけど、Zeeの目を通すと魅力のあるやつなのかな?
  • 2025年8月12日
    吸血鬼
    吸血鬼
    ネトフリでポーランドの歴史ドラマ「1670」を見ていて超気に入ったのだが、そのあいだずっとこの小説のことがうっすら頭にあった。「1670」はド田舎の小さな村の領主一家を中心にしたコメディで、登場人物たちが17世紀の慣習について21世紀視点でメタなツッコミを入れまくり、この『吸血鬼』とは同じくポーランドの田舎を舞台にしていると言っても語りのトーンが全然違うのだが、佐藤亜紀が好きな人は好きな気がする。作風としては『喜べ、幸なる魂よ』のほうが似てるかも。
  • 2025年8月7日
    Love Letters: Vita and Virginia
    Love Letters: Vita and Virginia
    ヴァージニアにヴィタみたいな友だちがいたことを知れてよかった。
  • 2025年8月4日
    Love Letters: Vita and Virginia
    Love Letters: Vita and Virginia
    233pまで。1930年にヴィタがノールからシシングハーストへ越すと二人は徐々に疎遠に。ヴィタが敷地に籠りがちになり、逆にヴァージニアは海外を飛び回るようにもなって二人の関係値が逆転する。 ヴィタが造園した有名なシシングハーストの庭は、きっとノールを相続できなかった彼女の思いが詰まっているのもあって、ヴァージニアも初めはいたく感激したようなのだが、その後庭作りに情熱を見いだしたヴィタとヴァージニアはどうしても話が合わなくなってしまったようだ。 久しぶりに会ったヴィタはindolent country ladyになっていた、ヴィタと私の友情は終わった、と書かれた35年の日記は言葉はシンプルだが強烈だった。"And there is no bitterness, and no disillusion, only a certain emptiness."。でもここで終わりじゃなかったのだ。
  • 2025年8月1日
    Love Letters: Vita and Virginia
    Love Letters: Vita and Virginia
    187pまで。『オーランドー』が出版された1928年分を一気読み。いやー凄かった。ヴィタの浮気をきっかけに『オーランドー』のプロットが出来あがったと知って、「へ〜それでもあの結末にしたんだ〜」などと考えていたら、二人が仲直りしてすぐにヴィタの父親が亡くなる。しかもヴィタの愛したKnoleの邸宅は弟に相続されることになってしまい、二重に苦しむヴィタをヴァージニアは慰める。 オーランドーが性別をスイッチしていくというアイデアはもっとずっと前に生まれていたわけだが、それが「もしヴィタが男だったらKnoleを相続できた」という形で現実に伏線回収されていたとはね。小説はヴィタとKnoleの思い出に捧げられる。 初めは「『灯台へ』の1/3しか本屋からの注文が入ってない」と嘆いていたが、あれよという間にヴァージニアのベストセラーに。そしてヴィタはどこに行っても〈リアル・オーランドー〉として人気者になる。ヴィタは元々セレブなので、つまり同時代人にとっての『オーランドー』は一種のゴシップ本でもあったんだなぁ。
  • 2025年7月30日
    大地と人の物語
    大地と人の物語
  • 2025年7月30日
    誤解としての芸術
    誤解としての芸術
  • 2025年7月30日
    ファンタジア
    ファンタジア
  • 2025年7月30日
    父の四千冊 アイスランドのアーティストによる回想
    父の四千冊 アイスランドのアーティストによる回想
  • 2025年7月30日
    多賀新の世界
  • 2025年7月30日
    修道院覚書
    修道院覚書
  • 2025年7月30日
  • 2025年7月30日
    Love Letters: Vita and Virginia
    Love Letters: Vita and Virginia
    140pまで。ヴィタの浮気が発覚。その憂鬱のうちにヴァージニアは『オーランドー』の構想をすばやく練りあげる。そして「アンタなんかそのご立派な血統ごと私の小説のダシにしてやるよ」というような手紙を書く。 ヴィタは白々しくあなたの小説のモデルになれるなんて光栄だとか言いながら、「あなたがみっともない姿で私を飼い犬のように振り回しても、私はずっと忠実だったでしょう?」とやり返してくる。テンション上がってきた。 ヴィタをモデルにした小説の構想は出会いからずっとヴァージニアのなかにあって、そのために交友関係とか領地での暮らしを本人に取材してもいるんだけど、ある種ヴァージニアの心からヴィタが一瞬のうちに、そして決定的に引き剥がされた瞬間に『オーランドー』が形作られるというのは作家の業なのか、それとも自己防衛本能なのか。自分を子犬に例えるヴィタの手紙も『フラッシュ』を連想させる。
  • 2025年7月29日
    Love Letters: Vita and Virginia
    Love Letters: Vita and Virginia
    118pまで。言葉の使い方が素直で、夫への手紙にも悪口や皮肉を書かないヴィタ。貴族というものは簡単に人を批評しないように躾けられているものなんだろうか。情熱的で人がいいけれど、手紙はちょっとつまらない(笑)。 ヴァージニアは真逆。どんなに短い手紙でもピリッとした冗談や皮肉がひとつふたつ混ぜ込まれていて、いったい今彼女はどんな気分なのか絞りきれない。ヴィタに情熱的な手紙を送ってるときでも、日記には「彼女の詩には別に興味ないけどそろそろ読んであげなきゃな〜」みたいなことを書いていて怖い(笑)。 この人ほんとうに今ヴィタのこと好きなのかな、ホガース・プレスのために売れ線作家の気を引きたいだけなのかな、でもブルームズベリー・グループの輩はみんな似たもの同士の口八丁だから、ヴィタみたいな人と話すのが安らぐこともあったんだろうな、などとヴァージニアの心中を探りながら読んでいると、ヴィタがThe Landで賞を受賞したところから急にヴァージニアのナマな感情がゴロリとまろびでてきた。「ワシには詩はわからぬ」とコンプレックスを吐露しながら、嫉妬と羨望を認めるヴァージニア。 ヴィタは10歳年下だったが、当時はヴィタのほうが売れてる有名人で文壇的にも評価されていた。Wikiによると、ヴィタはホガース・プレスで一番売れた作家だそうだ。この事実、どちらの気持ちを思ってもじんわりと泣けるなぁ。
  • 2025年7月28日
    シナバー 辰砂都市
    シナバー 辰砂都市
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