

gato
@wonderword
英語勉強中 まとまった感想はブクログに書いてます
- 2026年4月11日
言語起源論の系譜互盛央気になる - 2026年4月8日The EmpusiumOlga Tokarczuk216pまで。 Thiloと一緒に墓地を見て回ったWojniczがこの土地に潜むものの気配を感じ取りはじめてから加速度的に面白い。アルプスで孤独に生きる男たちのダッチワイフ 'tuntschi'をめぐる色々、予想以上にヤバい酒だった'Schwärmerei'、その酒に取り憑かれて夜中に起きてくる結核患者たちの談義とその裏に張り付いた恐怖。 若き風景画家のThiloがカンディンスキーやレジェと共に名前をあげた同時代の画家、Robert DelaunayとLyonel Feininger。検索してみると非常にカッコいい。 'Drive your plow over the bones of the dead'と同じく、昨今言うところの「因習村ミステリ」を「因習」側から書いているような味わいがあって、異物になった都会人の居心地悪さと、そいつらの傲慢さを陰で笑う地元民双方に共感して楽しめるところが意外にエンタメ度高い。
- 2026年4月5日The EmpusiumOlga Tokarczukまだ読んでる153pまで。 正教会で奇妙なイコンを見る。キリストを抱く若いマリア、を膝に乗せるアンナ、を更に膝に乗せている老婆エメレンティア。エメレンティアは中世にマリアの祖母としてドイツ周辺で信仰されていたローカル聖人らしい。知らなかったし作中でも蘊蓄オタク以外に知られてなかった。教会自体は療養所ができてから金持ちの患者が建てた最近のもの。 Thiloの生い立ち。墓を見に行って不気味な偶然に気づく。Thiloは元々マチズモを嫌悪しているからEmpusaの意思に勘付いたのか、勘付いたあとで〈女〉談義を控えるようになったのか。Wojniczはただのボンヤリくんなのか、ポツポツ思いだしている記憶に何か仕掛けがあるのか。 エメレンティアに関する議論がこの前読んだ'How to kill a witch'そのものだった。そして都会からの場違いな参拝者、ローカル聖人、不快感を催させるイコン、というモチーフはエンリケスの'A local artist'と同じ。やっぱホラーだよ。
- 2026年4月4日
コスタグアナ秘史フアン・ガブリエル・バスケス,久野量一気になる - 2026年4月4日
人工呼吸リカルド・ピグリア,Ricardo Piglia,大西亮気になる - 2026年4月4日
さまよえる影たちパスカル・キニャール,小川美登里,桑田光平気になる - 2026年4月4日
ベナンダンティカルロ・ギンズブルグ,竹山博英気になる - 2026年4月4日
甘さと権力シドニー・W・ミンツ,和田光弘,川北稔気になる - 2026年4月4日
リスボンへの夜行列車パスカル・メルシエ,Pascal Mercier,浅井晶子気になる - 2026年4月4日
ハリケーンの季節フェルナンダ・メルチョール,宇野和美気になる - 2026年4月3日
小説の技巧 (白水Uブックス)デイヴィッド・ロッジ,斎藤兆史,柴田元幸かつて読んだ見かけたこれ、文芸批評の専門用語(「意識の流れ」とか「信頼できない語り手」とか)と象徴的な演出効果(「天気」とか「電話」とか)を、具体例挙げて手短にパパパパーッと50項目も解説してくれるよい本です。 例文があるから英米文学ガイドにもなってるし(キャリントンが採用されてて👍)、北村紗衣『批評の教室』とかル=グウィン『文体の舵をとれ』なんかと一緒に読むとすごくいいと思う。本でもなんでも、感想もっと上手く書けるようになりたいよ〜!っていう気持ちに応えてくれると思います。 - 2026年4月3日
- 2026年4月2日The EmpusiumOlga Tokarczuk読んでる108pまで。 高山地帯の療養所に集まった知識人男性たちによる〈女とは〉談義で繰り広げられる意見はすべて古今の男性諸君の著作から採られたものらしく、まるで『問題だらけの女性たち』を小説化したような感じ。 地縛霊的な語り手'we'は女性的な(あるいは21世紀的な)視点から彼らの姿を滑稽に描写するので一緒にツッコミながら楽しく読めているのだが、今でもこういうことを口走るヤツ(性別問わず)はいるしそこにトラウマがあるとキツいかもなぁと思う。 図らずも大好きな英文学YoutubeチャンネルGlutenbergBibleの最新動画 "The mad woman in the attic in Gothic lit" でフェミニズム批評が生まれてくるまでの文学史的な流れを復習できたのも繋がりを感じる。 https://youtu.be/jtY4ZrhxiyU?si=T4vkJjJDTEaiza3C
- 2026年4月2日Tasting DifferenceGitanjali G.Shahaniまだ読んでるスパイスの章を終え、砂糖の章へ。 イントロに使われているKara Walkerの2014年のインスタレーション作品 "A Subtlety or the Marvelous Sugar Baby"が凄まじい。取り壊し直前の砂糖工場の建物のなかで、窮屈そうにスフィンクスのポーズで這いつくばる、砂糖でできた黒人女性の巨像。周囲には籠を背負ったモラセス製の子どもたちの像が並ぶ。どちらも展示期間中に溶けていき、空調のない工場内は形容し難い匂いが充満していたという。 並行して読んでいる'Conversations'では、ボルヘスが「すべての芸術は美を目指すべきだ」と言って同時代の前衛芸術を冷笑していて、隔世の感がある。 インスタレーション制作の背景と展示の様子がわかる動画(35トンの砂糖!) Creative Time Presents Kara Walker's "A Subtlety" https://youtu.be/W2sedoeOiB8?si=IWTYko1_zOd5LdX9
- 2026年3月30日
無常商店街酉島伝法気になる - 2026年3月30日The EmpusiumOlga Tokarczuk読んでる下敷きになっている『魔の山』を読んでないけど大丈夫かな〜と思いながら手をつけてみたら、一人称複数の幽霊(的なモノ)視点なのが好みにぴったりでスルスルと読める。 人物描写でやたらと靴にクローズアップするのだが、これは一応の主人公(≠語り手)Wojniczがずっと下を向いていることの示唆なのかしら、と思っていたら、 'We like inspecting boots.' p.87 と言われた。幽霊たちの趣味らしい。
- 2026年3月28日
- 2026年3月28日
- 2026年3月28日
- 2026年3月28日
ルゲンダスパトリシア・セルダ,富田広樹気になる
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