彼女は何を視ているのか――映像表象と欲望の深層

4件の記録
- 川@river12162025年3月29日第8〜10章の途中まで。 バトラーvsジジェク(現実界的なものを非歴史的に性化されたものと捉えるかどうかという点での対立)のところが難しくてすすめない。勉強不足。友達に返せなかった。 ロリータのフィルムレビューが面白かった。専門性が高いがゆえの飛躍、そことそこ繋がるんだ〜みたいな驚きがあって楽しい。
- 川@river12162025年3月25日まだ読んでる第6〜7章。ロッカールームで。 6章、『テルマ&ルイーズ』評より好きな一節。 「二人の登場人物の非-英雄的でリアリスティックなそれまでの描写と裏腹な、結末のヒロイックでいかにもハリウッド映画的な悲劇は、けっして社会性を与えられることがない女のホモソーシャルな欲望の挽歌を、フェミニズムとレズビアニズムの視点をとって諧謔的に華々しく描いたものと言えるかもしれない。」(P.113)
- 川@river12162025年3月23日まだ読んでる友達に借りてる第2章〜3章を読む。『クリスチナ女王』と『Damned If You Don't』。 「クローゼットの生産とそこからの離脱というこの絶え間ない動きこそ、レズビアン・アイデンティティを規定している唯一のものであり、この運動のプロセスこそがレズビアニズムだと言えるのではないか。そしてもしもその運動の果てに、もはやクローゼットが存在しなくなることがあるとすれば、そのとき、理想的なレズビアニズムがユートピア的未来に出現するということではけっしてなく、むしろレズビアニズムはその概念も表象も、完全に消滅してしまうにちがいない。」(P.65)
- 川@river12162025年3月23日まだ読んでる友達に借りてる第4〜5章。喫茶店。 『テルマ&ルイーズ』のラストを単なる破滅的な結末と解釈してしまって良いのか...?と思いつつ...。96年版『悪魔のような女』は観てみる。