
川
@river1216
野良
- 2025年5月20日読み終わった再読。 「自分の身体を使いこなすという時に、蓄積とか機能とか、そういったことに配慮するのではなしに、ある種の他者への捧げものとして自分の体を使いこなしていく。それが、もしかすると一つのダンディズムといったものの意味かもしれませんし、人生の作品化、そしてゲイ・コミュニティが追求した複数性、相手とかやり方の複数性で、しかもそれが文化的洗練になっている、単に快楽に弱いとか欲望が激しいとかでいっぱいやっちゃうというのではなくて、一つのまさしく形式的な洗練を伴っている。そういう意味では、主体の、お前は誰だ、おまえはちゃんと自分の能力とか自分の生産性を気づかっているかという、そういう生かす権力に対抗するのは快楽のマニエリスムなのかもしれない。快楽のマニエリストとして自分の身体を使いこなすというのが、一つの可能性なのかもしれません。」
- 2025年5月18日秋 (新潮クレスト・ブックス)アリ・スミス,木原善彦読み終わった「私たちを愛する人、私たちのことを少し知った人が、いつか私たちのことを本当に理解してくれるのだと期待することしか私たちにはできない。結局のところ、それ以外のことはどうでもいいんだよ。」
- 2025年5月13日ひらやすみ(8)真造圭伍読み終わった
- 2025年5月12日遠きにありて、ウルは遅れるだろうペ・スア,斎藤真理子気になる
- 2025年5月12日限局性激痛ソフィ・カル,佐野ゆか,青木真紀子読み終わったこのあいだ読んだときには他人の痛みの語りを自分の失恋(ごとき)の癒しに利用するなんてとんでもない女だ(♡)と思ったのだけど、実際に原美術館へ展示を観に行き彼女の失恋を追いかけていると、帰る頃には美しいあなたの傷が癒されてなによりです、という気持ちになっていた。 それじゃあ何を読んでいたのだろうと不安になってまた読んだ。やっぱりとんでもない女だった。 刺繍された文字を生で見たから?文字が大きかったからかもしれない。自分を信頼できない読者だと思った。
- 2025年5月12日チーヴァー短篇選集ジョン・チーヴァー,川本三郎読み終わったうんざりする家族の話ばかりで、平野をひた走る電車の長旅で読むのにはちょうど良かった。エリスンの短編集と交互に読んでいたこともあり、登場人物全員殺してあげたくなった。
- 2025年5月12日愛なんてセックスの書き間違いハーラン・エリスン,渡辺佐智江,若島正読み終わった読んだことあるやと思っていたら読んだことなかったので驚いた。最高に面白いしお得な気分。そんな本がたくさんあるんだろうな。 「/〔...〕まちがったことをしているという自覚がないままに、人生の大半を性差別主義者として過ごし、わたしよりもはるかに賢くてもっと適応力のある弁舌爽やかな多くの女性たちにまちがいを指摘されてきたが、わたしがわざと使っているビロードのようになめらかな口調にも、ときどきブタみたいな甲高い声が聞き取れてしまうことがあるのは否定できない。(アルコール依存者更生会を提唱する元酒飲みとか、キリストを見つけた改心者はいるが、節操のない男のフェミニストほどに魚類でも鳥類でもないという二面性を持つものは、この世にほとんど存在しない。わたしは二面性がないことをアピールしてみるもののそれは見かけ倒しで、偽善的な態度に自分が嫌になる。)」
- 2025年5月7日チーヴァー短篇選集ジョン・チーヴァー,川本三郎気になる
- 2025年5月7日イリノイ遠景近景藤本和子気になる
- 2025年5月7日ユリイカ(2025 5(第57巻第6号))みなはむ,ゆっきゅん,iVy,初谷むい,大森靖子,小野絵里華,水沢なお,金井冬樹,須藤はる奈読み終わったつまみ読み。ゆっきゅんと大森靖子がうちらの地元なんもなかったよね〜って話したあとに吉本ばななと金原ひとみのラブレターが続くの、残酷だ〜と一瞬ひるんだけどそれだけ広く愛されるゆっきゅんの懐の深さよ...と思い直した。
- 2025年5月6日その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのかアグラヤ・ヴェテラニー,松永美穂読み終わった「喜ぶ。 喜ぶ。 喜ぶ。 喜ぶ。 喜ぶ。 喜ぶ。 喜ぶ。 母さんは喜んでいない。 前よりもっとたくさん、白ワインを飲む。 薬がわたしを殺すよ、と母さんは言う。薬とワインは合わないからね。自分の心臓の音が、もう聞こえない!」(P.141)
- 2025年5月6日ありす、宇宙までも(3)売野機子読み終わった
- 2025年5月6日室外機室 ちょめ短編集ちょめ読み終わった
- 2025年5月6日地図とその分身たち東辻賢治郎読み終わった
- 2025年4月30日20光年INA読み終わった
- 2025年4月28日
- 2025年4月26日読み終わった物体としての書物に敬意を払い仕える人の言葉があり、本当の意味での"仕事"の話だった。 当時の文芸スターたちとのエピソードや、純粋で少女的なのにエスプリが効いた文体に、60〜70年代が匂い立ってきてくらくらした。(おもしろい女に囲まれる室生犀星...いいな...)ひさしぶりにこういうの読んでたのしかった。 白井晟一の書籍を担当していたのは驚いたけど、分野は違えど細部への愛情のかけ方がそっくりだ。 「ルリユールをする人のグループが生まれても、『意味のある一歩』などにはたぶんならないだろう。それは、本づくりの本道からはずれた、偏屈なはみ出し者の集団となる。ついでに、一本ずつ活字を拾ってヒモで縛らなければ仕事をしている気がしないという、昔ふうの印刷者を一人仲間に入れて、高価で珍奇な一点制作本を生産し、物好きなお金持をスポンサーに持つことにしようか。」(P.102)
- 2025年4月23日
- 2025年4月22日遊びと利他北村匡平読み終わった最近プレーパークの存在を知って、なんなんだここはと思っていたので謎が解けてよかった。 遊具と同時に見守る大人たちの利他性も問われるなぁと思った。子どもを見守るときっていつも危ないよーって言ってた気がするなと反省...
- 2025年4月18日遊びと利他北村匡平読み始めた
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