ファーブル昆虫記 第17分冊 くもいろいろ

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- yh@yh2026年5月26日借りてきた図書館少し読んだ先日読了した澤地久枝『ひたむきに生きる』に、この岩波文庫のファーブル昆虫記 第十七分冊に、「数学思い出話」があると書いてあったので、該当箇所を読みたくなり借りてきた。 該当箇所、「數學思ひ出話—ニュートンの二項式」「數學思ひ出話—私の小テーブル」の2篇、読了。 数学上の難問について、枕頭でのひらめきがままあることについて、触れている。”どこからその光が来るのであろうか。多分、小さいときから出来てきた私の習慣から来るのであろう。その習慣とは、精神に絶えず食料を与え、思想の豆ランプに涸くことのない油の滴を注ぐことである。地力の世界で成功したいと思われるなら、その間違いのない策は、その事をいつも考えているというとこである。” この文章、加藤文元氏が、問題と共に生活すること、と言っているのと同じこと。 ファーブルが、代数幾何にのめり込んでいく様子が、共感的に面白く読めた。ファーブルは全くの勉強好きなんだなあ。 蜘蛛の巣の幾何に、オウム貝の螺旋のように自然対数の底eが、隠されていることなど、本文中に記してある。(e=Σ[1/(n!)] | (n=0 to ♾️) のような式が出てくる) 。 私の小テーブルについては、机についての文章をいつも探しているあの人に今度会ったときに教えてあげたい。 ファーブル昆虫記を、これまでにちゃんと読んだことはないのだが、こんな昆虫のこと以外の逸脱エッセイがそこそこ混じっているのなら、もうちょっと読んでみたくなりそうだ。