漱石を読む: 日本文学の未来

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イナガキカズトシ@romantist7212026年6月13日読み始めた読んでる小島信夫の『明暗』についての解説がとにかく面白い。もはや明暗読まなくてよいのではくらいに引用と見所を解説してくれる。他の漱石小説との対比も存分にありつつ、漱石が影響を受けた海外作家のぐらい作品も引用されながら、明暗がほぐされていく(何故かよくわからん後藤明生解説やどう繋がってるのかわからん小説解説も挟まりながら)。 他の漱石小説の女性の諦め具合に比べるとお延は諦めない女であること。津田は面白みのない男であること。津田の過去に対して、まだ何事も起こらない状態から延々と心理が綴られる小説。その平凡さに驚く小説。まだ中盤だけど、恐ろしくその思考の過程が面白い。わからんものはわからんって正直に突き放す態度が面白い。