縛られたプロメーテウス (岩波文庫 赤104-3)

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noripiii@quadspin_norimusubi2026年6月20日買った読み始めた読み終わった@ 本の読める店 fuzkue西荻窪戯曲なのですが、初っ端の登場人物紹介で、 「クラトスとビアー 権力と暴力という抽象的な概念の擬人化された神格。ビアーは終始無言のままである」って書いてあり、なんて斬新な…!と思いましたわ。 暴力は権力とセットで、しかも話さないのね…なるほど… ギリシャ悲劇って面白いよね。プロメテウスってこういう話なのか。人間に深く同情したプロメテウスが火を人間に渡し、ゼウスの逆鱗に触れて岩山に磔に。最後も反抗し続けて、奈落?に落ちて続編へ!という構成なのだけれど、どうやらこの続きは現存していないようです。どんな話だったんだろう。 サンフランシスコの美術館で、岩場にぽつんと縛り付けられた人間がいる絵画があったのだけど、もしかしてあれプロメテウスモチーフだったのか…? 結構序盤に、プロメテウスがコロスとの会話のなかで、「人間どもに盲目の希望を植えつけてやったのだ。」と言っていて(死への恐怖の緩和という方向で授けたんだと思われ)、神さまに与えてもらわないと生きていけないよね、なんてことも思いました。別に神さまを信じてるかと言われれば、都合のよいおみくじ結果が出たときくらいしか信じないけども。 所詮神々の遊びなのである、と打とうとしたら、予測変換が神々の悪戯だった。そうか、この世はイタズラなのか。それにしては、グロテスクすぎますわ。 美味しい氷しることともに。グラスも涼やかで可愛い。
