太宰治語録

太宰治語録
太宰治語録
小野才八郎
津軽書房
1998年6月1日
1件の記録
  • みかこ
    @mkk_713
    2026年6月15日
    津軽の『太宰治疎開の家』訪問時に購入。疎開の家は旧津島家の新座敷で、色々あって曳地されしばらくは開放されていなかったものの、2007年から『太宰治疎開の家』として公開されることとなった。ガイドさん(館長さん?管理人さん?)曰く、小野さんが亡くなられる前にこの『疎開の家』訪問されたそうで、懐かしがって色々と当時のお話をしてくださったらしく、その際の様子を詳しく教えてくださった。せっかく貴重なお話が伺えたので、小野さんの著書を記念に購入して帰京した、というわけです。 内容に関して、太宰と実際に交友していた方から直接お話しを聴く機会はもうないだろうから、ゆかりの人物が直に語る言葉を読めるというのは本当に嬉しい。「ああ、こういう人だったんだよね」と故人をなぞれるような内容。あんまり太宰について知らない人でもこれを読んだら太宰治の人となりというのが良くわかると思う。短い年月ながらも密に関わり、太宰の没後も桜桃忌などに関わり続けた著者の、太宰への畏敬や追憶が滲み出ていて、ファン心からするとつい「同志!」と思ってしまったり。そもそも友人ではなく弟子といった立場から太宰治について書かれたものは読んだことがなく、新鮮だった。他の弟子の方々が書いた太宰治本も読んでみたい。
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