みかこ
@mkk_713
- 2026年1月25日
BUTTER柚木麻子読み終わった買ったテーマ的に好みっぽかったので期待しすぎたかも。食べることは好きだから食の描写に関しては楽しく読めたものの、肝心の物語の芯の部分はあまりハマらず。女性特有の感情や生きづらさに関して、アフォリズム的に刺さる一文は時々あるが、解像度はちょっと物足りない。フェミニズムはあまり深掘りされていないと感じた。友情と信頼がメインテーマとして解説されていたが、それもイマイチ伝わらず。カジマナが結局どういう人物として描かれているのかも捉えきれなかった。社会派小説と思いすぎず読めば楽しく読めるのかもしれない。 - 2026年1月4日
- 2026年1月2日
私労働小説 ザ・シット・ジョブブレイディみかこ読み終わった買った「低賃金で重労働で病院のヒエラルキーの底辺にある仕事を呪いながら、母は、本当はあの仕事が好きだったのだ。」 そうなのだ。本当に。 ケアワーカー以外の人間がケアワークについてどう思っているかは知らないが、少なくとも私もそうだった。他人の排泄の世話をすることも時に多少の暴力や暴言があることも、私にとっては大した問題ではなかった。 介護という仕事は向いていたし、好きだった。 「人はパンだけで生きるものではない。だが、薔薇よりもパンなのだ。」 『薔薇』とは平たく言えば『やりがい』もしくは『矜持』といったところだろう。ケアに携わる側も、まず充分に生活できる金銭を得られなければ生きてはいけない。むしろケアに携わるからこそ、充分な金銭を得て、しっかりとした食事を摂り、休息を取り、余暇を楽しみ、人間らしい生活をすることが必要である。 社会に欠かせぬにもかかわらず、低賃金で、社会的にも軽視されている仕事。その仕事を好きだと思う人間が、どうかやりがいや職業倫理を盾に搾取され続けませんように。呪いの言葉なしに好きだと言える世の中になって欲しい。 第六話 パンのケアと薔薇 p209 - 2026年1月2日
君はそれを認めたくないんだろう山下賢二読み終わった買った京都にある書店、ホホホ座浄土寺店の店主である山下さんが書いたエッセイ、私小説、詩、書評、その他散文が収められている。ちょうど少し前に読んだ本でホホホ座の前身、ガケ書房についての記載があり、気になったので読んだ。 - 2025年12月30日
- 2025年12月29日
飼い犬に腹を噛まれるほしよりこ,彬子女王読み終わったもらった皇室関係は全くの無知なので、はじめて知る事柄が多く純粋に楽しめた。彬子女王のお人柄が溢れる文章でほんわかする。人から本をプレゼントされることほど嬉しいことはない。 - 2025年12月27日
現代ストリップ入門夏堀うさぎ,武藤大祐読み終わった買ったストリップの概要や歴史といった基礎知識から、ストリップを愛する人々のエッセイや対談、更には近年の女性客増加傾向に対する分析、舞踊とエロティシズムの関係性についての論考など盛りだくさん。現代ストリップについて記した貴重な資料だと感じた。特に女性である身としては、女性客がストリップ観劇で得る、自身の社会的に抑圧された身体の解放というのが興味深かった。今度ストリップ劇場に足を運んでみようと思える一冊でもあった。 - 2025年12月26日
アダルトメディア年鑑2024いんごま,アオヤギミホコ,大泉りか,安田理央,新野安,稀見理都読み終わった買ったアダルトメディアとそれに準ずるものを、規制・AI・同人の台頭などの近年の動向を軸に、2次元3次元関係なく網羅した一冊。おっしゃる通りでエロというのは個人個人好みの分野があり、別の分野には詳しくないもの。それぞれの専門家が集まって執筆された本作は中々読み応えがあった。分野縦断モノ。 - 2025年12月23日
虚弱に生きる絶対に終電を逃さない女読み終わった買ったSNSで話題になってた(私のTLでは)ので気にはなっていた。でも著者名がTwitterすぎる…と思って買い渋っていた。が、オキニの本屋さんで平積みされてるのをみて購入。読んでみると著者ほど虚弱ではないが共感の嵐。まあ過眠傾向の人間に8時間週5労働は無理だと大学時代から力説し、「1日6時間週4日働けば普通に暮らせる社会を!」とゼミのホワイトボードに共産党のポスターよろしく書いていた私にとっては向いてるに決まっていた本。 - 2025年12月23日
- 2025年12月22日
- 2025年12月22日
成瀬は天下を取りにいく宮島未奈読み終わった買った新幹線の中で読む用にちょうどいいかなーと思って買った。滋賀県民ではないのに西武大津店をあたかも昔から馴染んでいたかのような不思議な読後感。我が道を行く系主人公は総じて好き。 - 2025年12月17日
- 2025年12月16日
- 2025年10月20日
- 2025年10月15日
田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら 他田中英光,西村賢太読み終わった買った西村賢太も太宰治も好きなのに手付かずだった田中英光、やっと読んだ。どうしようもねえのが良いんだよな。西村賢太の情けなさと明け透けな作風の源流はここかと納得。太宰治に憧れつつなりきれてない感がそれはそれで良い。文章は解説で西村賢太も言ってたようにうまくはないんだけれども、それがまた良い。私小説ってのは良いね。 - 2025年10月15日
- 2025年10月13日
ネット右翼の終わり古谷ツネヒラ,古谷経衡読み終わった買った右派の著者が右派の立場から所謂「ネトウヨ」やヘイトスピーチ批判をしている本。右翼とは何なのか、右翼とネット右翼の違いは何なのか、ヘイトスピーチを行う層はどのような層なのか、普段右の思想の本は読まないから勉強になった。しかし、「ネトウヨ」が若者にはあんまりいないってのは、そんなこともないように感じるが…。 - 2025年10月12日
- 2025年10月11日
文学者とは何か三島由紀夫,大江健三郎,安部公房読み終わった買った三島、大江、安部3人の文学についての対談集。いろんな組み合わせが見られて面白い。内容とは関係ないけど、思想が違えども仲良いのがほんわかする。考え方は違っても人としては好きだって、そう思えるくらいの距離で言葉を渡せる世の中の方が本当は好きだ。 三島が「僕は沈黙を守ろう」って言った次の頁でめちゃくちゃ喋り出してウケた。
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